鎌倉ジャズ物語 ピアニスト・松谷穣が生きた進駐軍クラブと歌謡曲の時

  • 中央公論新社 (2022年10月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784120055799

作品紹介・あらすじ

鎌倉にジャズの灯をともしたピアニスト・松谷穣。彼は由比ヶ浜の小さな米軍クラブ「リビエラ」を振り出しにピアニスト、歌手として戦後のジャズ界を渡り歩く。藝大時代の友人・藤山一郎の伴奏をつとめ、後の米国アカデミー賞女優・ナンシー梅木を見出すなど、周囲にはいつもきら星の才能があった。やがて50代の転機を迎え、黎明期の歌謡界へ。キャンディーズ、山口百恵、堺正章、太田裕美らスターの卵たちは穣に歌のレッスンを受ける。優しすぎる人柄ゆえか裏方を愛したからか、活躍ぶりを知られてこなかった松谷穣の人生に光をあて、ジャズからポップスへと続く戦後音楽シーンの深層に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 鎌倉ジャズ物語出版記念コンサートご案内です | 松谷冬太 Retrofuturhythm レトロフューチャー音楽風便り
    https://ameblo.jp/fuyutafuyuta/entry-12769521481.html

    鎌倉ジャズ物語 -筒井之隆 著|単行本|中央公論新社
    https://www.chuko.co.jp/tanko/2022/10/005579.html

  • 綺羅星のごとき登場人物。

  • 山口百恵がスターになったのはこの無名のジャズマンのおかげ。

  • 敵性音楽が禁止されていた戦争が終わり、進駐軍がやってきたとたん、各地に米軍用のジャズクラブができて、バンドマンをかき集めるためのドタバタが始まり、教会でオルガンを弾いているだけで楽譜を読めるだろうとトロンボーン吹きにされた人もいたとか。松谷穣さんはそんな時期から鎌倉でピアニストとして活動を始める。ピアノをはじめたのが十七歳という遅咲きだった松谷さんの周りに、綺羅星の如く戦後のミュージックシーンを彩ったスターたちが現れる。クレイジーキャッツにナベサダ、キャンディーズに山口百恵、数えきれない。この人たちがJPOPの基礎を作っていたのだ。読み物としての面白さというより、事実の面白さに圧倒される。

  • 藤山一郎の伴奏をつとめ、キャンディーズ、山口百恵に歌のレッスンを。ジャズを愛し音楽業界の裏方を生きたピアニスト松谷穣の人生。

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著者プロフィール

筒井之隆
1944年大阪府生まれ。16歳からジャズを聴き、リスナー歴60年。「Jazz批評」創刊号に評論を執筆。同志社大学文学部卒業後、読売新聞大阪本社入社、85年日清食品株式会社入社、宣伝部長、マーケティング部長、常務取締役を歴任。2006~09年立命館大学経営学部客員教授。11年「カップヌードルミュージアム」館長。現在、ジャズ・ミュージアムちぐさ館長。編著に『なにわ町人学者伝』(潮出版社/谷沢永一ら共著)、『転んでもただでは起きるな! 定本・安藤百福』『チキンラーメンの女房――実録 安藤仁子』(いずれも安藤百福発明記念館編)、『日本のジャズは横浜から始まった』(ジャズ喫茶ちぐさ・吉田衛記念館/著:瀬川昌久・柴田浩一/編纂)など。

「2022年 『鎌倉ジャズ物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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