田辺聖子のエッセイ 食べるたのしみ

  • 中央公論新社 (2023年1月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784120056215

作品紹介・あらすじ

人生には二つのたのしみがある。一つは食べること、もう一つはおいしいものをこしらえること――。

通いつめた神戸の市場、奄美の豪快な豚料理、夏のスダチ酒とぬか漬け、なんといっても大阪のうどん。つくるのも食べるのも大好きな著者の、食にまつわるエッセイを精選。「献立メモと買い物の記録」「おもてなし日記」を初収録。

感想・レビュー・書評

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  • すでに読んだことのあるエッセイも多かったけれど、
    こうしてまとめてもらうと、また新鮮な気持ちで
    「食べること」について楽しんで読めた。

    驚くのが、とても忙しい時期の
    献立メモと買い物の記録。
    忙しい時も、こんなふうに心砕いて
    食を大切にされていたのだと思うと、
    改めて、掲載エッセイの重みを感じる。

    どんなものにも的確な表現で、
    知らない言葉も折々出てくるけれど、
    きちんと調べて自分のものにしたいと
    いう表現も多い。

    当たり前のような「食べること」から
    色々な学びがあった。

  • 朝ドラの雰囲気を感じながら楽しく読みました。
    楽しく呑んで食べて!

  • 田辺聖子さんの、食にまつわる文章をまとめた一冊。
    私は何故かあまりエッセイが好きではなくて、田辺聖子さんの小説はファンなのだけれど、エッセイはほとんど読んだことがなかった。時代が違うなあと思うところもあったけれど、いくつか心に刺さる文章もあって、さすがの鋭さだなと感心。鋭くて賢くて懐が深くて、オトナで、でも愛嬌もかわいらしさもあって…唯一無二の作家さんだと改めて思った。

  • 【旅行中に読んでた】
    関西人にとってのフグが良かった。グルメ万歳。

  • 季節のもの、地のもの、をもっと上手に楽しめる大人になりたいなと思った。食を後回しにしている生活を猛省。

  • 台所の雰囲気も考え方もどんどん変わってきてるなあ。

  • ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00565399

  • お酒が飲みたくなる

  • お聖さんの文章はいつ読んでもいい。
    この関西弁がたまらなく好き。
    父方の祖母を書いた章が特に好きだった。
    ”この世にひととき舞い降り、やがて跡形もなく消えていった、春も淡雪もような庶民のひとりである”
    お聖さんのお母さんにとっては姑でけっこうきつい人だったみたいだけど、孫のお聖さんには雨の日に「ちょっと待なはれ、ついていってあげる」とあわただしくたすきを外し、高下駄に履き替えて学校まで送ってくてた優しい一面もあったと。(荷物の多い日で足の悪いお聖さんを不憫に思ってそうしてくれたのであろうとある)
    そしてお聖さんは人は点と点のつきあいでよいのだと。
    自分にとっての「その人」でいい。他の人にはどうか知らないけど、小さな点がその人にとって真なのだと。
    その逆もあろうが、私は点の部分でその人をいとおしみ、親しんでいくであろう。と
    深く感じ入った。

  • 作る楽しみという境地迄は、至っていない。食べるのは、楽しみだが。

  • つくるのも食べるのも呑むのも大好きな“おせいさん”の食エッセイを精選。「献立メモと買い物の記録」「おもてなし日記」を初収録。

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著者プロフィール

1928年3月27日生まれ、大阪府大阪市出身。樟蔭女子専門学校(現・大阪樟蔭女子大)卒業。1957年、雑誌の懸賞に佳作入選した『花狩』で、デビュー。64年『感傷旅行』で「芥川賞」を受賞。以後、『花衣ぬぐやまつわる……わが愛の杉田久女』『ひねくれ一茶』『道頓堀の雨に別れて以来なり 川柳作家・岸本水府とその時代』『新源氏物語』等が受賞作となる。95年「紫綬褒章」、2000年「文化功労者」、08年「文化勲章」を受章する。19年、総胆管結石による胆管炎のため死去。91歳没。

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