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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784120057786
作品紹介・あらすじ
この物語には、二人の「私」と、二つの「真実」がある。
結城真一郎氏絶賛!
読み始めて思った。「王道の辻堂作品だ」と。
読み終えて思った。「まんまと騙された」と。
昼と夜で、一つの身体を共有する茜と咲子。
しかし「昼」が終わりを告げたとき、予想だにしなかった「夜」の真相が明かされる――。
感想・レビュー・書評
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素直で優しい女子高生、ボランティアを通じて心の内面にある光と闇が見えてくる… #二人目の私が夜歩く
■あらすじ
高校三年生の茜、彼女は子どもの頃に両親を交通事故で亡くしていた。それでも日々受験勉強をしていた彼女だったが、ある日町内会のボランティアに誘われる。事故で重傷を負った四肢麻痺の咲子と出会い、交流を深めていく中で前向きになっていく。しかし茜はボランティアを始めた頃から、意識のない状態で深夜に出歩くようになってしまい…
■きっと読みたくなるレビュー
心の内面、光と闇を描いた物語。いつもの辻堂先生らしく、心の深淵を描いている作品です。
特に今回は昼と夜という二つの時間軸に切り分けられているので、読者にもイメージが伝わりやすい構成。さらに呼吸すら困難な四肢麻痺の咲子とのやり取りが、会話している相手の心底を映し出す鏡の役割になっていて成長や気づきにつながっていくんです。不安定で年代の悩みや葛藤が良く伝わってきますね。
本書でイチ推ししたいところは、登場人物の人間性が立体的な部分。物語の核なので詳しくは語れないのですが、光と影、裏と表がイイ陰影がでてる。切り替わっていく展開も意外性があって上手だし、違和感もなく納得性も高い。このあたりが辻堂先生の真骨頂ですよね。
他にも不運な事故で人生が台無しになってしまった現実も、暗く影を落とした感じが切なくてさー… そりゃこんなネガティブな思想にもなっちゃうよ、運が悪いと誰しもありうることで胸が締め付けられました。
そして本作はミステリーとしても練られた作り。幻想的なお話だな~と思いつつ優しい眼差しで読み進めていましたが、ところがどっこい策士でしたね。後半以降の展開はさすがだし、細かな伏線も利いてる。うんうんと唸らせていただきました。先生の強みがいっぱいつまった力作ですね、ありがとうございました。
■ぜっさん推しポイント
誰にでも二面性はある。表の顔と裏の顔。現代においてはもはや必須スキルで、時と場合で使い分ける必要がありますよね。素直に自分の気持ちが表にだせたら、気軽な人生を過ごせるのにな~と思うこともあります。
でも表も裏も、両方あってひとりの人間。確かに煩わしいことは多いけど、両面あることによってこそ得られる楽しさやメリットもある。なにより、あれこれ悩むことによって、成長できることも多いのではないでしょうか。生きるって大変ですよね。 -
わー、こういう感じなのか〜!
二転三転、結構転がされた〜
交通事故で身体が不自由になってしまった30歳の咲子と、やはり交通事故で両親を亡くしトラウマを抱える高校生の茜。
そんな共通点を持つ2人が、「おはなしボランティア」を通して知り合い、交流を深めていく。
"昼のはなし"と"夜のはなし"の2部構成からなる物語。
読み始めた時は心温まる系のお話なのかなと思ったけど、途中からミステリーっぽくなっていってびっくり。
思えばタイトルから謎めいてるもんな〜
昼は茜主体の視点で謎が深まり、夜は咲子主体の視点で真相へと近づいていく。
読み進めるに連れて、2人の印象がくるくる変わる。
その度におどろいて、ほんとこの反応、作者さんの思うツボだっただろうな〜笑
めっちゃ練られたストーリー。
展開は予想つかなかったけど、事故の事だけ予想した通りだった。
ちょっと凝りすぎかなと思わないでもないけど、面白かった〜
ただ茜は何も知らないままで良かったのかな?
でもそれが幸せなのかもな〜。
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みひろちゃん〜〜〜またまたです(^-^)/
辻堂さん、私も何か読んでいるよ。
「あの日の交換日記」だって(他人事⁉︎)
あの作品...みひろちゃん〜〜〜またまたです(^-^)/
辻堂さん、私も何か読んでいるよ。
「あの日の交換日記」だって(他人事⁉︎)
あの作品も二部構成で上手く出来ていたような。
昼のはなしと夜のはなし、面白そう。
ふたりの印象が変わってくる…ふむふむ
また辻堂さんの作品読んでみたいな。
面白そうなタイトルが多いよね。2024/06/22 -
あいちゃーん♡
こちらにもありがとう〜〜(*^^*)
あの日の交換日記は私も読んだよ〜!
私、あの作品すごく好きだったんだ〜♪
そうそう、あ...あいちゃーん♡
こちらにもありがとう〜〜(*^^*)
あの日の交換日記は私も読んだよ〜!
私、あの作品すごく好きだったんだ〜♪
そうそう、あちらも構成が巧みだった記憶!
辻堂さんって結構、へ?ってなる様な展開があって面白い〜♡♡
私もまだ2冊だから、そのうち他の作品にも手をのばしたいな〜に✌︎(๑˃̶͈̀◡︎˂̶͈́๑)✌︎2024/06/22
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どんぐりさん、おはようございます。
辻堂ゆめさん…
私も好きです(*^^*)
どんぐりさんのレビュー楽しみにしてますね!
どんぐりさん、おはようございます。
辻堂ゆめさん…
私も好きです(*^^*)
どんぐりさんのレビュー楽しみにしてますね!
2024/10/07 -
かなさん
遅くなってしまいました、すみません(>_<)
次借りようと思ってた辻堂さん、また貸出中でした、、、笑
どうやら私とタイミング...かなさん
遅くなってしまいました、すみません(>_<)
次借りようと思ってた辻堂さん、また貸出中でした、、、笑
どうやら私とタイミングが被る方がいるようです笑
のんびり待機してます(*´-`)2024/10/10
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「あの日の交換日記」以来注目している作家さんなのですが、彼女の作品は図書館で予約しても案外すぐに順番きて読むことができるのでお気に入りなんです。
てか、あんま人気ないってことなのか? いやたまたまだと思うし魅力といえば、サクサク読めるし、社会問題も採り入れたテーマに、ぞくぞくするような構成と伏線回収も鮮やかで、ミステリとかあまり読まないジャンルなんですがこの人の作品なら読んでみようかなって気分になれるところ。
とゆうことで今回で8冊目のレビューです。
茜が「おはなしボランティア」がきっかけになり咲子とであう。彼女は茜と同じ高3だった頃の12年前、交通事故にあい脊髄損傷し人工呼吸器を付けて介護されている。意識があっても動くことができず人工呼吸器のエアが外れたら亡くなってしまう状態です。
家族に負担をかけ治る見込みもなく生かされてる咲子も30歳を迎えるわけで、口にはだせないイライラも募るばかり・・
SNSとか見てると些細なことにイラっとして殺意まで感じるとか書いてる人の日記を見て、注目を浴びたいのかなんだか不明ですが、殺意まで感じるとか相当荒んだ環境にいるのか、言葉の意味わかって使っているのか不安になりました。
睡眠中に自分の体を使って夜遊びしているのが咲子だとしった茜は咎めたりせずに、自由に使ってくれても構わないといったあたりから、茜の献身的な善意を利用する咲子の狡猾さを感じました。そもそも人に体を貸すなんて、意識がないときでも朝起きたら肉体的な疲労は残っているし、夜中にいかがわしい場所とか行かれて補導されたら不味いとか受験生なのに考えつかないほどの無垢さに寒心しました。
夜のパートになり別人格が覚醒しだしたときからが面白くなります。
気づかないでいることが幸せなのか、気づいたほうがいいのではって思えることもお節介なのかって思ったり、うまく伝わるかわからないもどかしさもあって、でも真実を知りたいとか、本音を探るのって難しいのに、2回転半ぐらいしてさらに捻りもあったりでムーンサルトかってゆうぐらいの鮮やかな着地なのですが、ちょっと理解が追いつかなくって時間差のある中継のように音声が遅れてぎこちなく映ってしまいました。 -
交通事故に遭い重い障害を負った咲子とボランティアに付き添って訪れた高校生の茜。
咲子と茜の静かでほのぼのとした交流か…と思われたが、夜に茜の意識がない間に動いているのは咲子なのか⁇と。
第一部の昼のはなしに奇妙な入れ替わり現象が…と思っていると第二部の夜のはなしではすべてが覆されるような、まったく想像しなかった真実に辿り着く。
いろいろな場面で人の深い部分まで抉ろうとする怖さを感じてしまった。
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まず、この表紙が好きっ!!この作品を読んでから、あらためて見るとますます好きになってる…そんな感じです。さて…この作品、どうやってレビューしようか…、ネタバレしない方がぜったいいと思うので、気を引き締めてのレビューします。
この作品は、「昼のはなし」と「夜のはなし」で大きくわかれています。主だった登場人物は、高校3年生の鈴木茜という女子高生と、自らの意思で身体を動かすことができず、常時の介護と人工呼吸器管理が必要な29歳の厚浦咲子という女性です。茜は交通事故で両親を亡くし、咲子もまた交通事故によって今の不自由な身体になったという経過があります。「おはなしボランティア」で出会ったふたりは…。そして「夜のはなし」です。『夜って、いいよね』『人の本質が、見える時間。つい、隠すのを忘れちゃう』と咲子は言います。二人目の私が夜歩いた結果、今までたどり着けなかった過去に行きつく…というストーリー。
なんだ?このレビューは??よくわからないじゃない(汗)。「昼のはなし」で終わるのであれば、あぁ…そういうこともあるのかな、咲子の願いを必死に叶えようとする茜の健気さに心が癒される感じだったのに、「夜のはなし」で一気にストーリー全体が覆されたっ!?心に残ったのは、咲子の行き場のない思いとこれからの不安を「夜のはなし」で、吐き出せたのは、二人目の私のおかげなんでしょうね…。真実は悲しいものだったし、運命の残酷さを感じたけれど、茜の明るいこれからの未来を願わずにいられない作品でした。-
1Q84O1さん、おはようございます。
ここ最近のレビュー作るときに気をつけているのは
いかに、ネタバレしないで作るか…です。
前まで...1Q84O1さん、おはようございます。
ここ最近のレビュー作るときに気をつけているのは
いかに、ネタバレしないで作るか…です。
前まで全然そのあたり気にしてなかったので
ネタバレしまくりでした(;・∀・)
1Q84O1さんのレビューは読んでいて楽しいし
そのままでいいと思いますよ♪2024/10/31 -
かなさん
ありがとうございます!
くだらないレビューにまたお付き合いくださいm(_ _)mかなさん
ありがとうございます!
くだらないレビューにまたお付き合いくださいm(_ _)m2024/10/31 -
1Q84O1さん、おはようございます!
は~い、喜んでっヽ(^o^)丿
1Q84O1さんのレビュー、これからも楽しみにしています。1Q84O1さん、おはようございます!
は~い、喜んでっヽ(^o^)丿
1Q84O1さんのレビュー、これからも楽しみにしています。2024/11/01
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メルヘンチックな話で終わるのかと思ったら、二転三転四転五転くらいしました。大変考えさせられます、国により法律も違うし。車の事故には気をつけねば
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途中まで完璧にミスリードのまま導かれていっておりました…!
昼と夜の謎が解けたあともまた謎を推理していくストーリーだったので、最後まで飽きずに読めました。
ただ、茜は救われたのかな…? -
・・・・二人目の私が夜歩く・・・・
こんな題名を見れば“ん?二重人格?”と思ってしまう。
そのとおり、主人公の鈴木茜は、小学校一年生の時に事故に遭い
両親を亡くし、祖父母と暮らすようになり今高校三年生になった。
茜は、ボランティアのおばさんに、まるでナンパの如く「ボランティアをしてみない?」と誘われた。そして、伺った家で咲子さんという三十才の寝たきりの女性と
仲良くなり、咲子さんに会うことが楽しくなってしまう。茜は高三
で受験生だ。
祖父母は、茜が咲子に会うことを良く思わなかった!
茜にその理由など決して
言えない・・・・!
この本は、どこまでレビューを書くことが許されるのだろう?
解離性同一性障害、多重人格のことだ。
茜は、何故?いつからもう一つの人格を持ってしまったのか!
==== 少しだけネタばれ ====
これから読む方はお控え下さい
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二人目の人格は子供時代の事故の時、茜の中に入った。
その人格は咲子によって
――夜歩く――ラストは衝撃の
事実!
これは、偶然のできごとか?
それとも、何かの引き合わせ
なのか?
2024、9、7 読了 -
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初読みの作家。新川帆立さんとの対談から気になっていた作家。
ミステリーとして期待していたので、出だしの方は肩透かしのよう。女子高生の茜がボランティアとして身体の不自由な咲子と出会い、お互い惹かれあって行く。途中からオカルトのようになって来て、夜の間に咲子に体を乗っ取られて、分身との間でメモを通した交流が始まる。咲子の交通事故の時に起きた二人の友人達との真相探しがミステリーなのかと思ったら急展開。数ヶ月後に咲子と会ったら既に咲子が亡くなっていたことが判明。過去に戻っての回想。これが予想外。二人の友人達との真相もまた違ってくる。
幾つもの仕掛けがあり、最後は怒涛の結末。後半は一気読み。他も読みたくなってくる作家だった。 -
二重人格とかそういう特殊な設定は割と好きなほうなので、気になって本作を手に取りました。多くの方のレビューにあったように想像していた展開と違って、しっかりミステリーとして着地してるのがとても意外性がありました。
物語のストーリーとしては、主人公である茜が、ボランティアである家に訪れるところから始まります。そのお家には、事故で麻痺が残り寝たきりの生活を送る咲子がおり、初対面であるはずなのに、どこか心通じる感覚があった。そんなある日、咲子は知る由もない、茜の服装や部屋事情を知っており、咲子が自分に乗り移ってるのではないかと訝しむようになり…というストーリー。
結論からいうと、あらかじめ本作がミステリーであると知っていても、このオチはなかなか読めなかったのかなと思いました。茜と咲子が共に秘密を持ってるだけでなく、二重人格という少し特殊な設定でもあるので、どこに謎があるのか分かりにくくなってるように感じました。それでも、オチとしては芯が通ってて、こことここは繋がってるのだと納得感がありました。
個人的には、咲子が障害を持った人への同情的な視線やアンコンシャスバイアスについて述べるシーンが自分にも思い当たる節があったので、1番印象的でした。 -
主人公の鈴木茜は、小学一年生の時に交通事故に遭い、両親を亡くし茜自身も怪我をし心にも傷を負った。そんな茜が、身体が不自由な人の話し相手をするという、"おはなしボランティア"をする事に。話し相手は厚浦咲子。咲子も交通事故に遭い身体の自由が効かない。彼女との交流で、心の傷が徐々に癒えていき成長していくファンタジー系のお話かと思ってたんだけど…。見事に騙されました。
二部構成になっているのだけど、第二部の"夜のはなし"になったら急転直下。ガラッと変わり私は分からなくなりどういうことなの?、と若干ついていけなかった。でも、真相が知りたくてページをどんどん捲ってた。真相に辿り着いた時、咲子と茜はどうなってしまうのか?真実は何?気になってしょうがなかった。
この作品は第一部の"昼のはなし"と第二部"夜のはなし"にわかれていて、"夜のはなし"の方が断然面白い。私の心に響いたのだろうと思う。実際は人の感情てこんな物だよね、本音はこっちだよね、綺麗事ばかり言ってられないよね、と思った。
作中に、「夜は人の本質が見える時間」という言葉が出てくる。これに私は惹かれた。不自由な生活をしている咲子が言った言葉なんだけど、咲子だから言える言葉なんだと思う。
ブクログのレビューでこの作品を知り読みました。
辻堂ゆめさんの作品は初めて読む作家さんでしたが、すごく引き込まれました。他の作品も読んでみたいです。 -
誰にも語れないこと
悲しくつらい過去のできごと
表に現さない、卑怯で意地悪な感情
曖昧な過去の記憶の断片
そんな感情を
苦しい程に、内にいっぱい抱いて生きている
咲子、茜、サキ。
お互いがお互いを必要としている
その切なさが強く胸に迫ってくる作品でした。
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10年前の交通事故が原因で睡眠障害になった女子高生茜が、ひょんなことから、11年前の交通事故で首から下が動かなくなってしまった女性咲子のおはなしボランティアとなり、交流を深めていく話。
と思っていたら、それは前半の昼のはなしだけ。後半の夜のはなしになると、ミステリー要素が大きくなってくる。茜の秘密。咲子の本当の性格。先が気になり、どんどん進み、まんまと辻堂さんに引っ掛かりまくり。
よくニュースで亡くなった人を「いい人でした」とか「明るく人気者でした」とか、上辺だけで言う人いるよなーと思いながら読んだ。 -
久々に辻堂ゆめさんの作品を読んだ。『いま、死ぬ夢をみましたか』に似たテイスト。前半部分の思い込みを、後半でしっかり裏切ってくれる展開で面白い。全体のテーマは、少し考えさせられる内容で切ないけれど、ストーリー展開には満足。また辻堂さんの作品を読みたい!
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第1部昼のはなしと、第2部夜のはなしのギャップがすごい。
白〇〇と黒〇〇の対比になっていて、同じ人間の二面性がうまく描かれているなと思った。
良い人、悪い人なんていう単純な分け方はこの物語では出来そうにない。
昼→夜の順番で読むとやっぱりテンションが下がってしまって☆3にしたけど、構成は面白いので☆4よりということで。 -
作者で間違いない、と思って買いました。最初は、人工呼吸器についての本人の推定意思の困難さなど、私の仕事に関わることが出てきたため意識がそこにむかいました。しかし、やはり辻堂先生の作品だけあって何重にも何重にも重ねられた伏線などを読み進めることになりました。もう、生活や仕事の中で、側面ばかり考えさせられてしまいます。
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交通事故で両親を失い、10年たっても心の傷が癒えない茜。交通事故で頚椎損傷の大怪我をし、自発呼吸ができないほどの障害を負い寝たきりになってしまった咲子。この二人は同じ町に住む者同士。ある日、「おはなしボランティア」という、寝たきり患者の話し相手になるという活動に参加した茜は、咲子の家を訪問します。
この物語は、「昼のはなし」と「夜のはなし」の二つのパートに分かれています。
「昼のはなし」では、交通事故に遭ったという共通点を持つ二人は、強く引き合います。茜と咲子、二人とも相手の気持ちに寄り添い、相手のために、自分に何ができるのかを真剣に考えます。思いやりと優しさに溢れています。
しかし、「夜のはなし」になると、ガラッと趣が変わります。特に、咲子は、昼間とは全く違います。昼間は自分の感情を抑えていたのか、寝たきりになった苛立ちや、やるせなさが浮き彫りになってきます。そんな本音をぶつけられる相手は、夜に咲子の元を訪れる「サキ」という存在です。この「サキ」は一体何者なのか?なぜ、「茜」には言えないことが、「サキ」には言えるのか?
「夜は人の本質が見える時間」。昼間の「茜」では見えなかったものが、夜の「サキ」で見えてくる。徐々に見えてくる真実にドキドキしながら読みました。 -
幼い頃に自動車事故に遭い、両親を亡くした茜。
町内の「おはなしボランティア」に誘われ、交通事故で寝たきりとなった咲子との交流を深めていく。
ほのぼのとしたファンタジーかと思いきや、推理要素あり。
「昼のはなし」と「夜のはなし」で180度展開が変化して面白かった。
茜の目線で進む「昼のはなし」は、咲子とのほのぼのとした交流を描き、希望が溢れる内容となっている。
対して「夜のはなし」は、物語の真相が描かれている上に、人の心の底に隠された想いが描かれているように感じた。
昼と夜の対比が印象的な作品で、「本当の自分」とは何かを考えさせられる内容だった。
日本人の気を遣う性格や、本音と建前を駆使して生活している様にもリンクするような…。
静かな語り口で展開するストーリーなので、よけいに登場人物の心理描写のリアルさが心に残った。-
reyoさん、こんにちは
とても面白そうですね、私も読みます!
実は「一次元の挿し木」もreyoさんの本棚を参考にさせていただきました
あり...reyoさん、こんにちは
とても面白そうですね、私も読みます!
実は「一次元の挿し木」もreyoさんの本棚を参考にさせていただきました
ありがとうございますm(_ _)m
答えられる範囲で良いのですが、本はどうやって選ばれているのですか?
2025/07/19 -
ベルガモットさん、こんにちは!
『一次元の挿し木』面白かったですよね(*^^*)
私も本を選ぶとき、ブクログのフォロワーさんのレビューを参考...ベルガモットさん、こんにちは!
『一次元の挿し木』面白かったですよね(*^^*)
私も本を選ぶとき、ブクログのフォロワーさんのレビューを参考にさせてもらっていますよー♪
表紙に一目惚れした本を選んでみることもありますが、思ってた話と全然違ったなーとなることもあります(笑)
2025/07/19 -
ブクログでしたか~
評価はかなりあてになりますもんね
読んでみてから、他の辻堂作品も挑戦しようと思っています
ありがとうございました~
ブクログでしたか~
評価はかなりあてになりますもんね
読んでみてから、他の辻堂作品も挑戦しようと思っています
ありがとうございました~
2025/07/19
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著者プロフィール
辻堂ゆめの作品
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