カフカ俳句 (単行本)

フランツ・カフカ 頭木弘樹

• 中央公論新社 (2024年11月20日発売)

作品紹介・あらすじ

20世紀の文豪がのこした断片80首を、自由律俳句のように味わう鮮烈なカフカ入門。

「ときおり体が八つ裂きになりそうな不幸を感じる」
「家族のなかで、他人よりももっと他人のように暮らしている」
「夕方、森へ。月が満ちている」

あのカフカの一行が、俳句に変身?!
カフカの短い断片を新たに訳し下ろし、小宇宙のような深みを楽しめる解説つき。
俳人・九堂夜想×頭木弘樹との対談では、俳句×カフカの共鳴を縦横無尽に感じられる一冊。
俳句になじみのない人も、カフカを深く味わいたい人にも、驚きの発見があるかも――

感想・レビュー・書評

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2024年10月2日]

フランツ・カフカ没後100年企画 － 中央区立図書館(開催日2024年11月20日)
https://www.library.city.chuo.tokyo.jp/info;jsessionid=3623BF58E4775FDFFCC4D8D31B508999?0&pid=2665

没後１００年　カフカが遺した断片は今も刺激的　現代人と世界を思索する補助線に　モンテーニュとの対話　「随想録」を読みながら（178） - 産経ニュース(2024/6/8)
https://www.sankei.com/article/20240608-TGGSP743NZPBVBA2UD62ZNXWKU/

頭木弘樹｜note
https://note.com/kashiragi_box/

カフカ俳句 フランツ・カフカ(著/文) - 中央公論新社 | 版元ドットコム
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784120058547

著者プロフィール

1883年プラハ生まれのユダヤ人。カフカとはチェコ語でカラスの意味。生涯を一役人としてすごし、一部を除きその作品は死後発表された。1924年没。

「2022年 『変身』 で使われていた紹介文から引用しています。」