プラネタリウム解説員が本気で伝えたい 星座と星めぐり (単行本)

  • 中央公論新社 (2024年12月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784120058691

作品紹介・あらすじ

プラネタリウムの解説者は星空を紹介するプロフェッショナル。

完成されたエンタメ作品を投影する大規模館もありますが、

東京・渋谷には毎日、生解説つきの投影を行うプラネタリウムがあります。

その「コスモプラネタリウム渋谷」で人気の8名の解説員による

星空の実況中継を一冊にまとめたのが本書。

専門知識と巧みな話術を駆使、

さらにプラネタリウム投影機をライブで操りながら、

星の魅力を全力で解説しています。



都会で星座を見つける目印、

語り継がれる星座神話にみる恋バナ、

惑星が生まれて死ぬまでの物語、

果てしない宇宙の未来……



今夜の星空が魅力的に見える話題が次々に展開します。

ぜひ、プラネタリウムでドームを見上げる気分で

一期一会の星のお話をお楽しみください。

感想・レビュー・書評

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  • 高校生の息子が夏休みに家族で行きたい!と懇願した場所のひとつが「コスモプラネタリウム渋谷」でした。幼い頃から各地のプラネタリウムに連れていきましたが、やはりライブ感のあるプラネタリウムが一番好みのようです。

    そんなコスモプラネタリウム渋谷で働く解説員さんたちのお話。各章は四季で区切られていて、個性溢れる解説員さんたちの話はまるでプラネタリウムにいるかのよう。知的なお話がたくさんあり、季節ごとに読み返したいと思いました。
    心地よい文章で、いつの間にか眠くなってしまうこともしばしばありましたので、入眠前に読むのもオススメです。

    本書籍は施設内のグッズとして販売もされています。
    私が購入した際には解説員の皆さんが出てきてくださいました!お忙しい中ありがとうございました。

    渋谷を訪れた際はぜひ行ってみてください。素敵な解説員の方と星に癒されるはずです。
    同施設内で、旧五島プラネタリウムで使われていたカール・ツァイスⅣ型投影機も展示されています。

    読書をしていて、いつの間にか深夜になってしまった日は星空を見上げたいですね。

  • プラネタリウムの解説が季節ごとに書いてある。投影機についてや解説員になったきっかけなどもあり、プラネタリウム好きにはたまらない。写真や図がもっとあればと思った。

  • コスモプラネタリウム渋谷で、解説員を務めてる方々が春〜冬の星を紹介している本!どの人の解説も聞いてみたいなって思った。プラネタリウムで聞いたことって毎回一つずつくらいしか覚えられないけど、繰り返し聞いていろんなこと覚えたい‼︎
    星から考えられることって無限にあるんだなって気づいた

  • 星空解説はもちろん、それぞれの解説員さんが今の職を志した経緯を知れるのがとても面白かった。
    人となりを知った上で聞く星空解説はさらに面白いものになると思う。
    次に東京へ行く時も必ずコスモプラネタリウム渋谷に行く!

  • ふむ

  • コスモプラネタリウム渋谷の解説員8名によるプラネタリウムでの解説をもとに作られているので、語りかけられているような文章で、映像も見えてきそうです。
    私自身の星空体験。高校の修学旅行(岡山)時にホテルの屋上で見た満点の星空を思い出しました。
    東京は、空が狭く明るいので星はいくつかしか見えませんし、自分で見つけられるのはオリオン座ぐらいですが、星座の話をもっと聞きにプラネタリウムに行きたくなる本でした。

  • 武蔵野大学図書館OPACへ⇒https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=1000295112

  • 1. 星空の解説の重要性
    - 一期一会の概念: 今日の星空は「今日しか見上げられない星空」であり、観客との出会いも一生に一度の特別な経験である。
    - 解説員の役割: プラネタリウムの解説員は、観客に星空を楽しむ旅を提供し、星に関する知識や体験を共有することが求められる。

    2. 解説員の背景と経験
    - 旅する星空解説員: 解説員の佐々木勇太は、1年5ヵ月に渡り43カ国を訪れ、星やプラネタリウムをテーマにした旅の経験を持つ。
    - 学生時代の興味: 学生時代はバスケットボールやバンド活動に明け暮れていたが、プラネタリウムに興味を持つようになり、その後星の解説員を目指すようになった。

    3. 惑星の観察
    - 惑星の見つけやすさ: 都会でも見つけやすい惑星(例: 金星、火星、木星、土星)の特性について説明。
    - 観察の難しさ: 明るい惑星でも、常に同じ位置にいるわけではないため、観察には工夫が必要である。

    4. 星座の探し方
    - みなみじゅうじ座の例: 南半球での星座の観察や、星座を探す際のコツを紹介。特に「みなみじゅうじ座」が見つけやすいことに言及。
    - 星座と人生の関係: 星座を見上げることで、人生の大切なことを思い出すきっかけとなる。

    5. 現代の星空観察の意義
    - 哲学的な考察: 現代においても星を見上げることは、過去の人々と同様に心の支えとなり得る。
    - 大切な時間の再認識: 忙しい現代社会において、星を見上げる時間は貴重であり、特別な一日を思い出させる。

    6. プラネタリウムでの解説方法
    - 解説の多様性: 解説員は、映像や音声を用いながら、観客に星空を楽しんでもらうための工夫を凝らす。
    - 練習と準備の重要性: 番組ごとに解説を練習し、音楽や映像とのタイミングを合わせることが必要である。

    7. 季節の星空
    - 春の大三角、秋の四辺形: 季節ごとに星座が変化し、それぞれの特徴や美しさを観察することができる。
    - 星空の変遷: 季節の移り変わりを感じることで、心に彩りを与えることを目指している。

    8. 結論
    - 星空解説の意義: 解説員の思いは、星空を通じて人生や自然の大切さを伝えることであり、観客にとって心温まる体験を提供することが目的である

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