かえる場所 (単行本)

  • 中央公論新社 (2025年1月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784120058745

作品紹介・あらすじ

【SNS総フォロワー14万人超え】
SNSでいまもっとも注目すべき新進気鋭の絵本作家、待望のデビュー

「わたしが まもってあげる」

森で見つけたひとつの卵。

かえるその日を夢見て、大切に抱きしめた少女。

けれど、危険な道中を越えてたどり着いた家で

家族の温もりに包まれた瞬間、少女は気づきます。

「この卵にもきっと、自分を待つ家族がいる」のだと。

大切な人にこそ伝えたい ある少女の成長を描いた物語絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 思わず手に取ってしまうほどの柔らかな色彩に包まれて、そおっとたまごを包み込むように手にしている少女の表紙の絵にしばし見惚れる。

    森を散歩していた少女が拾ったのはたまご。
    このたまごからは、いったい何がうまれてくるのだろうかと…
    かめだったら、魚だったら、ふくろうだったら、いもむしだったらと少女の想像はふくらんで時間が経つのも忘れてしまうほど。

    大切に手でつつみ持ち帰ることにするけれど、あとをつけてくるオオカミが。
    家まで追いついてきたオオカミに「おねがい、わたしたちをたべないで」と言うと「たべないよ わたしは
    森をまもるオオカミ 森のなかまを かえしてほしいだけなんだ」と。
    少女が思ったのは、やさしくつつんでくれる 安心できる場所にかえしてあげたいと。


    とても優しくて温かくなる絵本。

    ここにいれば安心できるという場所が必ずあるからかえしてあげようと思える。
    そんな気持ちになったのは、おとうさんやおかあさんの姿を見たからで、そのとき不安な気持ちが嘘のように消えてあたたかな気持ちになったから。

    どのページをめくっても絵が素敵なので、ずっと見ていたくなる。





  • あたたかさを感じるふんわりとした絵がとても魅力的。
    森で卵を見つけた少女が卵を守ろうとするけれど…
    深いなぁ…と思った。
    孵る、帰る、返る…
    森を守るオオカミの登場シーンがとても印象的だった。
    ふんわりとした絵に優しくもするどいメッセージ。
    考えさせられる絵本。

  • ノスタルジックな絵が素敵でした。

  • 【ヨシタケシンスケ】さんの作風を思わせる
    序盤の「もしも」の広がりから、
    画面のコマ割りだったり
    構図の面白さでで魅了するタイプの作風に変わる、
    面白い読み心地の作品だった。

    動物たちのファンタジーっぽい優しい色彩とか、
    どこか見慣れない個性的な顔つきも好きだった。

    イラスト自体もオシャレなんだけど、
    とにかくページの作り方が魅力的だった。

    ありがとうございました。

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