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Amazon.co.jp ・本 (310ページ) / ISBN・EAN: 9784121000019
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多様なテーマにわたる名著を紹介する本書は、明治維新から戦前にかけての日本の知的遺産を振り返る貴重なガイドです。1962年に発刊されたこの作品は、中公新書の創刊第1冊目であり、哲学や文学、歴史など、幅広...
感想・レビュー・書評
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【今日の一冊3『日本の名著 近代の思想』】
記念すべき中公新書の創刊第1冊目。
新書による読書ガイドとして、
数ある『〜の名著』のはしり。
明治維新から戦前を中心に、
哲学、政治、経済、社会、歴史、
文学論、科学に限って優れた本を選ぶ。
これは、1962年の作品。
この時点で、明治維新から
100年経っていない!(◎_◎;)
桑原武夫を中心に50作品を選び
梅原猛や川喜田二郎らが解説を書く。
紹介されてるのは、
福沢諭吉『学問のすゝめ』
岡倉天心『東洋の理想』
夏目漱石『文学論』
福田英子『妾の半生涯』
西田幾多郎『善の研究』などなど。
その中で、申年にちなんで、
南方熊楠『十二支考』より、
少し内容をご紹介すると…。
……
猿についていえば、
まずその世界各国語による
名称を列挙。
英語では古くは全てエープと言った
〔「まねをする」という
動詞apeから出たという〕
16世紀ごろからmonkeyという
言葉ができ、
前者は尾のない人間に近い猿をさし、
後者はその他を一括するなどと記述。
その後、『本草啓蒙』によって、
猿の和名を12あげる。
①コノミドリ
②ヨブコドリ
③イソノタチハキ
④イソノタモマトイ
⑤コガノミコ
⑥タカノミコ
⑦タカ
⑧マシラ
⑨マシコ
①⓪マシ
①①スズミノコ
①②サル
ちなみに、
木の上に棲むからトリと言う。
老猿はよく人の不浄を嗅ぎわけるので
これに帯刀させ、神前に不浄のまま
出てくる連中を追っ払わせたことから
イソノタチハキという。
イソは、神前をさすのではないか?
タカは、好んで高いところへ
登るからであろう。
マシラは、梵語の摩頭羅から
出たらしいが、これは、
サルが「去る」と聞こえるのに対し、
マシラは「優る」に通じたからだ…。
……………………
このように、一冊一冊の紹介文に、
日本人の生活における文化的・
感情的なるものの根元の一端に
さかのぼることができる。
新年だからこそ、「故きを温ねて新しきを知る」、
そんな向き合い方も良いかもしれません。
#viewpoint
#communication
#resource詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
錚々たる人物の著作の紹介といったところではあるが、執筆分担が異なるため、執筆者各人の思想などの偏りはあるのかもしれない。
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272夜
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