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Amazon.co.jp ・本 (214ページ) / ISBN・EAN: 9784121000057
みんなの感想まとめ
エジプトのヒエログリフを中心に扱ったこの書籍は、絵と文字の違いを明確にし、象形文字の成り立ちや歴史を探る内容が魅力です。特に、絵文字がエジプトで使用され始めた時期や、ヒエログリフの変化についての考察は...
感想・レビュー・書評
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(2015.07.04読了)(2003.02.21購入)
「四大文明 エジプト」「四大文明 メソポタミア」を読んだので、文明にとって重要な意味をもつ文字についての本を読んでみました。
題名からメソポタミアの楔形文字をイメージしていたのですが、主として、エジプトのヒエログリフについての説明でした。
この新書版は、絶版ですが、文庫版が出ています。
【目次】
インディアンの手紙
ヒエログリフ
パピルスのつたえる物語
永遠の生命
ヒエログリフからアルファベットへ
象形文字のいろいろ
日本語の文字
付章 ヒエログリフの読み方
年表
索引
●エジプトの文字(37頁)
エジプトの象形文字にうつされているものはすべてナイル河畔の事物であって、外国のものはないのであるから、これはエジプトで発明され、独自の発展をとげたものと考えてよい。
エジプトの象形文字は前3100年ごろ誕生した。この象形文字は近代ヨーロッパ語でヒエログリフと呼ばれている。
●王名(43頁)
王名をつつむ楕円形の枠(現代フランス語でカルトゥシュと呼ばれている)は、もともとしめ縄のような縄の輪で、「太陽の軌道の下(天の下)はすべて王の支配」であることを示している。
●ピラミッド・テキスト(107頁)
ピラミッド・テキストのなかのライオンのヒエログリフは、あらかじめ胴を真っ二つにされ、さそりも傷つけられ、人間も頭と手だけで、胴体を失っているものが多い。彼らが壁から抜け出して、王のミイラに危害をおよぼしてはならないと考えられたからであろう。また腐りやすい魚は縁起が悪いと考えられたのか、ピラミッド・テキストには見られない。
●セム人(142頁)
機動性を利用して征服者となるか、唯一絶対の神を信じていかなる苦難にも耐えて行くか、この二つの道のほかにセム人にはもう一つの道が開けていた。商人となることであった。
●アルファベット(150頁)
ギリシア・アルファベットの影響のもとにラテン・アルファベット(ローマ字)もつくられ、さらにこれから近代ヨーロッパの26文字のアルファベットがつくられた。またロシア・アルファベットのようなものもギリシア・アルファベットがもとになっている。
他方、フェニキア文字によって代表される西セム・アルファベットは、アジアに広く普及し、インド、インドシナ、中央アジアなどの文字も、ほとんどがこの西セム文字にもとづいてつくられた。
☆関連図書(既読)
「失われた古代文字99の謎」矢島文夫著、産報、1976.11.10
「発掘と解読」江上波夫著、毎日新聞社、1977.11.15
「ヒエログリフ」スティーヴン・スネイフ著、五十嵐洋子訳、主婦と生活社、1998.07.13
「解読 古代文字」矢島文夫著、ちくま学芸文庫、1999.08.10(朝日選書、1980)
(「BOOK」データベースより)amazon
古代エジプトの文字世界を、ヒエログリフの読み方にはじまり、数々の物語などを交えて、あざやかにレクチャー。さらには未開社会の絵文字と象形文字との比較から文字の起源を問い、アルファベットの誕生や世界の象形文字、日本の文字文化へと思いを馳せる、格好の入門書にして縦横無尽に展開する文字論。ヒエログリフの単語集、解読練習問題付き。 -
2013 8/16パワー・ブラウジング。司書課程資料室の本。
図書・図書館史用。こちらは主にエジプト・ヒエログリフを扱った本。
とはいえあまり図書館史的に使う部分は多くはないか?
序盤の絵と文字の区別は使いやすそう。
以下、気になった点のメモ。
・p.14くらいまで 絵と文字の区別
⇒・「ことばとして発音できる」ものを「文字」、そうではないものは絵文字の段階、と定義
・p.34~ 絵文字はエジプトでは前3100年頃に登場?
⇒・この時点ですでに表音化の兆候
⇒・前3000~紀元前後までヒエログリフは大きな変化なくそのまま使われる(p.38) -
とてつもなく古い本。
なので、いまでは古いものも数多く見られます。
もしかしたら一部の事実に関しては
解読ということがあったかもしれません。
もちろんのこと
見た事のある象形文字の
解読もこの本で行われています。
いや揺る「ヒエログラフ」と呼ばれるものです。
おそらく頭から煙が出ることでしょう。
最後には練習問題もついています。
嫌いでない人ならば面白いかと。
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