前書を読んでいないと苦労すると思います。
それと、文章が専門書のような
書き方となっておりますので、必然的に
本のレベルは上がります。
読んでいて感じたのは、
この時代はいろいろと
不便があったのだろうな、と。
今でこそ著者の言うことが
大体かなってきており、
大きなスーパーマーケット、
そしてチェーン展開のものが出てきているのは
事実なのです。
そして、それより上のものも出てきています。
インターネットという店舗すら
介在しないものも。
一見読むとかなり冷たく感じますが、
決して、著者は職人云々のそれを
真っ向否定しているわけではないのです。
流通の形態からは「外れる」とはいっていますが。
(本流ではない、ということ。)