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- Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121001573
感想・レビュー・書評
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下巻は図書館で借りてきたけれども、こちらは平成9年ごろの新しいモノ。でも、例題を見る限り、版を重ねても改訂をしているようには見えなかった。
東京のタクシーの初乗り100円、電気冷蔵庫の普及率40%とか、その時代を考えれば普通の数字であるが、その時代をそうぞうできなければ、お店でリンゴを買う、ていどのリアルさしかない。
下巻は統計学の比重が多く、かなりのページが割かれていて、確率の話から、検定の話まで、細かくかいてある。この部分だけは使えるのではないでしょうか。入門なので、もっと勉強しないといけないですけれども、放射線量計測で統計学が必須になった世の中のようなので。
それ以外は位相幾何学や群論などに手を突っ込んでいるが、流れ的に、それをどこで勉強した人間が、この本で「再入門」するのであろうか?高度すぎないか?微分方程式でいきなり偏微分方程式まで出してきた時にも思ったけれども。
日本の数学教育の歴史と数学の復習が同時にできる本、という位置づけでしょうか。本気で数学やるなら新しい別の本がいいとおもう。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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