日本文学史: 近代から現代へ (中公新書 212)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121002129

感想・レビュー・書評

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  • 文豪同士(たとえば川端康成と太宰治と三島由紀夫)の活動時期の重なり方とか、文豪の活動時期と戦争の時期の重なり方などが全然わからなかったのだけどこれを読んでかなり整理された。世代ごとの特徴などがわかり、各世代によって何を獲得してきたのかがわかりやすかった。好みの作家を探すためのガイドとしても有用だ。ノーベル文学賞を川端康成が受賞したのが1968年と、かなり最近だったことが意外だった。また、谷崎潤一郎の作風や「第三の新人」と呼ばれる世代の特徴なども掴むことができた。

  • 日本の近現代文学の大きな流れを、新書一冊で概観できる本です。

    作家名とタイトルがカタログのようにずらっと並んでいて、その内容には踏み込んでいないところもありますが、単なる項目ではなく文章の流れの中で、それぞれの作品の置かれている位置が理解できるようになっています。もちろん本書のまとめ方に関しては、やや強引ではないかと思われる節もありますが、強引さを批判するよりも、そういう形で日本の近現代文学を一目で見渡せるように整理して見せたところに、本書の価値を認めるべきなのではないかと思います。

  • コンパクトにまとめられている。

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 受験の時に読んだ
    近代文学に興味を持った一冊

  • ほどよく概略で、ほどよく詳細。一冊もっておくと、いいかも。

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