理科系の作文技術 (中公新書 624)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121006240

感想・レビュー・書評

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  • ・参考図書指定科目:「ゼミナール 松本」

    <OPAC>
    https://opac.jp.net/Opac/NZ07RHV2FVFkRq0-73eaBwfieml/AhDsN5VWjDp4k9q7lI7ZxfPynbh/description.html

  • 40年以上前の本だが、本質的な問題を丁寧に解説している。
    他の本で書かれている部分が多いが、本書は「文章の役割の確認」の解説が特に優れている。
    「字面の白さ」は本書で初めて出会った指摘で、新鮮だった。

  • 【おすすめポイント】1981年から累計100万部超えのロングセラー。あいまいさをなくして、相手にわかりやすく書くことは簡単なようで意外に難しいんです。
    著者は、明言を避けたがる日本人の心理に理解を示しつつ、〈はっきり言い切る〉姿勢を確立することが必要としています。
    多くの先輩たちも読んだ新書を読んでみませんか。
    【請求記号】816:Ki
    【配置場所】1階新書庫右
    【URL】https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB00129268

  • 1981年の本だがまったく古びていない。理系のみならず文系も一度は読むべき。

  •  大学では論文や実験レポートを書く機会が多くありますが、これらは高校までの読書感想文等とは書き方が異なります。本書には、そのような理科系の文章を書くのに必要な技術が詰まっています。事実と意見を分ける、簡潔に言い切る、文意の曖昧さをなくすといったすぐに使えるテクニックから、パラグラフの書き方や文章の流れといった大枠的なものまで紹介されています。それでいてページ数は比較的少なく、すぐに読み切れるのも本書の魅力です。昔からある本ですが、今でも通用する内容ばかりです。是非手に取ってみてください。
    (ラーニング・アドバイザー/情報理工 YAGAWA)

    ▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/opac/volume/1821504

  • 理系的な見地から文章の書き方を指南した良書。
    もっと早く出会いたかった。。。

  • 個人的に、アカデミックライティングの講義で参考資料として提示された時からずっと、報告文を書く時の教科書にしている。
    古い本なのにずっと色褪せない神本だと思っている。

  • 別の本でオススメされていたので読んでみた。随分と昔の本で理科系向けとの事だが、現代のビジネスシーンでも必要とされる基本的な事を学べた。事例が物理や科学のモノなので内容を理解しようとせず文章のわかりやすさだけを注意して読んだ。

  • 論文に限らず、メールや議事録、資料など、人にわかりやすく伝える文章技術が満載でとても役に立つ。参考にしながら仕事に励みます。

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著者プロフィール

一九一七年(大正六)、東京に生まれる。四一年、東京大学理学部物理学科卒業。名古屋大学助教授、学習院大学教授をへて、八一年から同学長。学習院大学名誉教授。専攻、物理学。応用物理学会会長、国際光学委員会副会長、言語技術研究会座長などを歴任。著書に『物理の散歩道』(ロゲルギスト名による共著、岩波書店)、『新物理の散歩道』(同共著、中央公論社)、『理科系の作文技術』(中公新書)、『物質の世界』(培風館)、『物理・山・ことば』(新樹社)、『レポートの組み立て方』(ちくま文庫)などがある。

「2018年 『まんがでわかる 理科系の作文技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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