- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121008893
作品紹介・あらすじ
豊かな自然を背景にした農業国から農工国へ、そしてNIESを追う工業国へ。発展途上国の模範生といわれたタイが変わりつつある。同時に、仏教や国王など伝統的価値をめぐる意識の変化、貧富の格差、エリートと一般労働者の断絶、官民の相互不信と、近代化に伴う軋轢もまた激しい。農産物、工業製品を中心に日本との連携を強めつつ近代化の道を歩むタイの実像を、経済援助と開発で深くかかわった著者が愛情をこめて描写する。
感想・レビュー・書評
-
「タイ 変貌する白象の国」安田靖著、中公新書、1988.08.25
219p ¥680 C1225 (2021.03.08読了)(2005.12.09購入)(1993.09.30/10刷)
【目次】
はじめに
第1部 豊かな微笑の国
自然の豊かさと意識
革命と政治
仏教と庶民
求心力としての王室
第2部 発展途上国の模範生
タイ経済発展の条件
農業の多様化
社会資本の充実
工業化の道は一つか
対日批判と日本への期待
テクノクラートの意識と現実
技術と経験
変化する価値観
新しい皮袋を
むすびに代えて
日・タイ社会・経済関係年表
☆関連図書(既読)
「タイ・密林の解放戦線」芝生瑞和著、現代史出版会、1979.07.10
「クーデターの政治学」岡崎久彦・藤井昭彦著、中公新書、1993.09.25
「タイ・カンボジアを歩く」花崎皋平著、岩波ブックレット、1993.11.22
(「BOOK」データベースより)amazon
豊かな自然を背景にした農業国から農工国へ、そしてNIESを追う工業国へ。発展途上国の模範生といわれたタイが変わりつつある。同時に、仏教や国王など伝統的価値をめぐる意識の変化、貧富の格差、エリートと一般労働者の断絶、官民の相互不信と、近代化に伴う軋轢もまた激しい。農産物、工業製品を中心に日本との連携を強めつつ近代化の道を歩むタイの実像を、経済援助と開発で深くかかわった著者が愛情をこめて描写する。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイ人の気質、日本人とタイ人の違い、宗教観、国王への忠誠...
タイに行って疑問に感じた事が、この本を読んで幾らか解決した。
30年前の書物なので、情報がちと古いのが傷。 -
興味深い。ただ価値観のとこらへんしか理解できなかったかも。。