摩擦に立つ文明: ナウマンの牙の射程 (中公新書 919)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121009197

作品紹介・あらすじ

経済、社会、軍事と様々な摩擦が喧伝される。はたして解消の妙手はあるのか。本書は欧米、中東をも視野におさめた新しい文明史的視点に立って、自己破壊の瀬戸際から文化摩擦と対決した"真の文化人"として森鴎外、黒船来航に至る欧米のエネルギー事情、岩倉具視の尊皇思想、吉田松陰と河井継之助の評価、を通して文明のなかの「摩擦三原則」を導き出し、危機的状況への対応と、その責務を果たすべき人間の身の処し方を考察する。

感想・レビュー・書評

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  • 著者は悪魔の詩の翻訳者で、後に刺殺される五十嵐一氏。森鴎外など様々な文明が交錯する時代の日本人を取り上げています。

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著者プロフィール

北海道大学教授 博(工)

「2023年 『電磁界解析による最適設計』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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