日本人の表現力と個性 新しい「私」の発見 (中公新書 997)

  • 中央公論社 (1990年12月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784121009975

作品紹介・あらすじ

日本の社会には"集団的私語"が充満している。そもそも私語がはびこる原因には、言語的にいって、日本語では話し手の立場の共通性があり、さらにその奥には、日本人の意識のありよう、すなわち「即物性」と「即時性」がある。本書は、集団的私語の根底にひそむものは、日本語特有の「私語」性と「集団」性だと考え、これによる言語と文化の関係を日本文学のテキストを中心に検討し、日本人の視点、表現力、その個性をさぐる。

感想・レビュー・書評

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  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/TL00766789

  • 論文で使えるかな・・・と思って購入。
    日本人のモノの捉え方や、表現について、文学テキストを題材にして述べているあたりが中心。
    だけど、言語学的な分析よりも、個々の作品論に重きが置かれているので、日本語論ではなくて、日本文化論的な本かなと。

    ただ、日本語の主観的な表現について、なかなか分かりやすく捉えられると思う。
    日本語は話者中心の言語っていうあたりを実感するのに役立った。
    細かな分析のあたりは納得しかねる部分もある。

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著者プロフィール

1936年盛岡生れ。サンフランシスコ州立大学卒業。カリフォルニア大学(バークレー)でPh.D.(日本文学)取得。ミシガン大学・サンフランシスコ州立大学などで日本語・日本文学を教える。1988年の帰国後、2005年まで東京家政学院大学・金城学院大学教授を歴任。著書に『日本人の表現力と個性―新しい「私」の発見』(中公新書、1990年)、『漱石のたくらみ―秘められた『明暗』の謎をとく』(筑摩書房、2006年)、『漱石の変身―『門』から『道草』への羽ばたき』(筑摩書房、2009年)、『日本語の深層―〈話者のイマ・ココ〉を生きることば』(筑摩選書、2011年)など。

「2015年 『『源氏物語』深層の発掘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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