中国の城郭都市: 殷周から明清まで (中公新書 1014)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121010148

感想・レビュー・書評

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  • 古代から唐までの城郭都市について
    とても詳しく書かれている一冊です。
    実際の発掘から読み解く古代の城郭は
    知らないことだらけでとても勉強になりました。

    時代ごとの城郭の違いや変遷が分かりやすく書かれ、
    図解での説明もあったことで想像しやすかったです。
    三国時代の城もしっかり載っていたことが個人的に嬉しく、
    曹操、曹丕、孫権の名前が出ているだけで興奮しました。

    作者さんのあとがきにも書かれていますが、
    時代によって書かれている分量がかなり違います。
    大体の内訳をしますと古代~唐までが7割、宋~清までが3割ほどの
    配分ですので古代から唐時代までの城郭について知りたい方にお勧めです。

  • 図付きでなかなか資料によいです。ただちょっと薄いかな。

著者プロフィール

愛宕 元(おたぎ・はじめ):1943-2012年。京都大学大学院文学研究科博士課程(東洋史学専攻)中退。文学博士。京都大学名誉教授、元・帝京大学教授。専門は中国史。著書に『東洋史概説』(学術図書出版社)、『唐代地域社会史研究』(同朋舎出版)など、共編著に『中国の歴史 古代-中世』『中国の歴史 近世-近現代』(いずれも上下巻、昭和堂)など、訳注書に『唐両京城坊攷』(東洋文庫)、『遊城南記/訪古遊記』(京都大学学術出版会)などがある。

「2023年 『中国の城郭都市 殷周から明清まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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