渋沢栄一 民間経済外交の創始者 (中公新書 1016)

  • 中央公論社 (1991年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784121010162

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  • ■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
    【書籍】
    https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/0000001175

  • 2020.10.13読了。
    偉人の伝記のような本を読みたいと思って,手に取った一冊。渋沢栄一に関しては,銀行を作った人というイメージしかなかったが,幕末から明治にかけて,日本経済の基礎を作った人だったということを初めて知った。特に,印象的だったのが,民間経済外交をする上で,国のことは官僚だけが考えれば良いという考えを打破し,民間企業でも利益追求が根底にあるが,企業が国を動かさなければならないという考え。これは,現代の我々も考えなければならない。今はグローバルと言われるが,日本企業が一枚岩となって日本を支えるという考えがなくなってきてしまっているので,原点に立ち返るためにも読むべき1冊。

  • 渋沢栄一の生き方を通して民間経済外交のリーダーシップについて考えることを目的とした本

    渋沢栄一の半生から見る、民間経済外交指導者としての5つの特徴
    1、渋沢栄一が経済と道徳の一致を絶えず心がけていたこと
    「商業に従事する人は、よろしくこの意義を誤解せず、公益となるべき私利を営んでもらいたい。これやがて一身一家の繁栄をきすのみならず、同時に国家を富裕にし、社会平和ならしむるに至る所以であろう」
    2.優れた銀行家
    「そもそも銀行は大きな川のようなものだ。役に立つことは限りがない」
    3.渋沢栄一が経済活動の担い手である民間経済人の地位向上に力を注いだこと
    4.組織づくりの名人、組織化への意欲的な取り組み
    渋沢栄一は商工会議所を通じて、人材を発掘した
    5.情報に関するすぐれた能力。
    (1)情報収集能力、(2)情報分析の的確さ(3)情報を創造する力

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著者プロフィール

木村 昌人(きむら・まさと):1952年横浜生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科(政治学専攻)博士課程修了、法学博士(慶應義塾大学)。博士(文化交渉学、関西大学)。株式会社三井銀行勤務後、スタンフォード大学およびハーバード大学各客員研究員、ミズーリ州立大学客員教授、文京学院大学教授、公益財団法人渋沢栄一記念財団研究部部長および研究主幹、神田外語大学非常勤講師を歴任。現在、関西大学客員教授。主な著書に、『渋沢栄一 日本のインフラを創った民間経済の巨人』(ちくま新書)、『日米民間経済外交1905-1911』(慶應通信)、『渋沢栄一 民間経済外交の創始者』(中公新書)、『財界ネットワークと日米外交』(山川出版社)、共著『グローバル資本主義の中の渋沢栄一 合本キャピタリズムとモラル』(東洋経済新報社)ほか。

「2023年 『民間企業からの震災復興』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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