子どもたちの大英帝国―世紀末、フーリガン登場 (中公新書)

  • 中央公論社
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121010575

作品紹介・あらすじ

19世紀末、ロンドンにフーリガンと呼ばれる不良集団が現れた。首にネッカチーフをまき、ラッパズボンにピカピカのブーツをはいて集団暴力を振う少年たち。彼らの名が現在にいたるまで、イギリス社会の規範に激しく抵抗する若者を象徴する言葉として深く根を下ろしていったのはなぜか。彼らをとりまく労働者階級の家庭、学校教育、娯楽、労働、ボーイ・スカウトに代表される少年運動などを通して衰退期を迎えた大英帝国に接近する。

感想・レビュー・書評

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  • 19世紀イギリスのひたすら窮屈な事情が紹介されているが、その分労働者階級と社会の関わりがわかりやすい。

  • 全く無関係な訳ではないが フットボウル物ではない。19世紀末の歪んだ構造 その中で最も甚大な害を被ったといえる少年層の実態に迫る。英国の世紀末芸術 殊に文学を慈しむ向きには読んで損のない内容。

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