原爆神話の五〇年: すれ違う日本とアメリカ (中公新書 1271)
- 中央公論新社 (1995年10月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121012715
作品紹介・あらすじ
ワシントンのスミソニアン博物館で計画された「原爆展」をめぐって、アメリカでは原爆論争が再燃した。原爆が戦争終結を早め、多くの人命を救ったとする「神話」を考え直そうとする人々が、冷静な議論を提起したのである。結局「神話」の優位は揺るがなかったが、アメリカが持つ自己検証能力の健在ぶりは明らかになった。本書は、全米での幅広い声を取材し、戦後50年を経て、なお隔てある日米の歴史観の差の源を探るものである。
感想・レビュー・書評
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予想通りな内容。
博物館が企画にして頑張っても、結局は潰される。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原爆神話。原爆によって100万人の命が救われた。根拠のない数字がものの見方を変える。半数のアメリカ人にとっては原爆は人命を救ったもの。絶望的な意見の乖離。
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