アメリカ海兵隊―非営利型組織の自己革新 (中公新書)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 326
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121012722

感想・レビュー・書評

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  • アメリカ海兵隊の特徴から、進化し続ける組織について述べられている。絶えずそのミッションを変化させ続け、一方でライフルマンという軸足は常に一定していたらしい。驚くのは何度もその存亡の危機にあっていたという事とその度に役割を変えてきたということ。そこまでして組織を残し続けようとした組織の本能とでも言えそうな能力はどうやって培われたのか。やっぱり愛かなあ。

  • 米国海兵隊の過去から現在、特に太平洋戦争での目覚ましい活躍などを詳細に解説する一章から五章は単なる前書きであり、読むべきは六章以降のなぜ海兵隊が進化を続けたのか?その理由を筆者が考察する部分である。
    僕なりによみとるところによればその理由は二つある。一つは海軍との縄張り争いなどで常にその存在を脅かされ続け、分かりやすい成果を求められ続けてきたこと。もう一つは『真、善、美、義』などの正の価値観を体系化し組織の中にもち続けていたこと。
    しかしながら特に後者は多くの組織においてみられることであり、これが海兵隊を海兵隊たらしめた要因の一つといわれると腑に落ちないところがある。
    読書のきっかけは実家の本棚から。組織が自己革新的な態度をもつためのヒントを期待して読み始めたが、答えはえられなかった。

  • The Few. The Pride. The Marines.
    なるほど。
    強力な組織をどう創り上げるか、参考になる。しかし、戦争という目的が共有しやすいからうまくいくような気もする。
    低成長と少子高齢化の中でサステイナブル

  • Never mind how;just get the job dine.

  • [ 内容 ]
    1775年に英国を模して創設されたアメリカ合衆国海兵隊は、独立戦争以来、2度の世界大戦、朝鮮・ベトナム・湾岸戦争などで重要な任務を遂行し、遂にはアメリカの国家意志を示威するエリート集団へと成長した。
    はじめは海軍内でとるに足りなかったならず者たちが自らの存立を懸けて新たな戦術を考案し、組織の自己革新をなしとげたのである。
    本書は、その戦績をたどりながら、「最強組織」とは何なのかを分析する試みである。

    [ 目次 ]
    第1章 存在の危機
    第2章 新たな使命の創造―水陸両用作戦
    第3章 教義の実践―南太平洋方面作戦
    第4章 教義の革新―中部太平洋方面作戦
    第5章 革新への挑戦―水陸両用作戦を超えて
    第6章 組織論的考察―自己革新組織

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    [ 参考となる書評 ]

  • 2007年11月22日

  • アメリカ海兵隊の歴史が書かれた本です。海兵隊は、簡単に言えば「存在理由」との戦いだったんだなぁ、と思います。その点では、「人間」と通じるものがあると思います。海兵隊がどのような組織なのかも、もちろん書いてあります。

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著者プロフィール

野中郁次郎(一橋大学名誉教授)

「2019年 『賢者たちのダイアローグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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