手術とからだ: 神様は天の邪鬼 (中公新書 1282)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121012821

作品紹介・あらすじ

今やからだの中で手術のメスの届かないところはなく、メスが届きさえすればこれまで治せなかった病気も治せるようになってきた。こうして手術は欠かせない治療手段となったが、残念ながら手術そのものは、患者に有形無形の障害-侵襲反応を引き起こす。生体を有害な刺激から守るホメオスターシスと違い、その意味を測りかねる反応のメカニズを考察し、患者の病態を理解して手術の安全向上をはかる試みの近年の研究成果を紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:494.2||T
    資料ID:59503755

  • 手術というと、怖いという印象がある。それでは、家族の手術に立ち会えないので、理論武装によって恐怖を和らげたい。
    侵襲反応という用語を始めて知った。Stressの日本語訳とのこと。
    免疫との関係は、よくわからなかったが、関連性が大事であることは心に留めておこう。

  • [ 内容 ]
    今やからだの中で手術のメスの届かないところはなく、メスが届きさえすればこれまで治せなかった病気も治せるようになってきた。
    こうして手術は欠かせない治療手段となったが、残念ながら手術そのものは、患者に有形無形の障害―侵襲反応を引き起こす。
    生体を有害な刺激から守るホメオスターシスと違い、その意味を測りかねる反応のメカニズを考察し、患者の病態を理解して手術の安全向上をはかる試みの近年の研究成果を紹介。

    [ 目次 ]
    第1章 手術の周辺
    第2章 手術する人、される人
    第3章 手術に対するからだの反応
    第4章 手術と麻酔
    第5章 からだの防衛戦略
    第6章 手術の前後

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