古代農民忍羽を訪ねて: 奈良時代東国人の暮らしと社会 (中公新書 1449)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121014498

作品紹介・あらすじ

「フーテンの寅さん」で有名な葛飾の柴又は、奈良時代は下総国葛飾郡大嶋郷俣里に属した。正倉院に残っている養老五年(七二一)の戸籍によれば、この地は孔王部忍羽(あなほべのおしは)とその一族が住んでいた。都から遠く離れた東国の地で忍羽を始めとする庶民の大地に根付いた暮らしと社会はいかなるものだったのか。探求心に後押しされた著者は時間を越えて忍羽の元を訪れる。そこには自然の中で実直に生きる人びとがいた。

感想・レビュー・書評

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  • わかることとわからないことと。農民といっても忍羽はかなり上層の暮らしのようだ。なんだかんだで読み進めてしまう。千葉から東京は結構遠かったんだ。へえ。

  • 忍羽とのやりとりを通して書いた、という設定に無理にしなくてもいい気がした。かえって読みにくかった。

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著者プロフィール

島根県古代文化センター客員研究員

「2014年 『古代出雲の深層と時空』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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