支倉常長―慶長遣欧使節の悲劇 (中公新書)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121014689

作品紹介・あらすじ

メキシコとの直接通商交渉を名目に伊達政宗により派遣された慶長遣欧使節には、スペインとの同盟締結という裏の使命が秘められていた。だが、訪問先の対応は、キリスト教弾圧国からの厄介者の扱いだった。使命を果すべく七年余に及ぶ異郷での辛苦に耐えた、支倉らの努力も実ることはなかった。帰国後もキリシタン禁令の下で、報いられることなく悲惨な逼塞を強いられた遣欧使節とは何だったのか。支倉常長の生涯に真相を探る。

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  • メキシコとの直接通商交渉を名目に伊達政宗により派遣された慶長遣欧使節には、スペインとの同盟締結という裏の使命が秘められていた。だが、訪問先の対応は、キリスト教弾圧国からの厄介者の扱いだった。使命を果すべく七年余に及ぶ異郷での辛苦に耐えた、支倉らの努力も実ることはなかった。帰国後もキリシタン禁令の下で、報いられることなく悲惨な逼塞を強いられた遣欧使節とは何だったのか。支倉常長の生涯に真相を探る。

  • 外国史料を読み説きながら、支倉常長の足跡を追った内容。慶長遣欧使節の評価を伊達政宗の外交的失敗と位置付けている。戦国末期、江戸初期の世界のなかの日本の姿とスペイン・カトリックの思惑が描かれていて興味深かった。しかし、筆者が経営学、国際関係学の方だったためか、使節の歴史的評価が低かったと思う。

    個人的に戦国末期は日本の大航海時代だと思うので、この時期の日本と国際関係について一般向けの本がもっと出てほしい。

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