銀幕の東京: 映画でよみがえる昭和 (中公新書 1477)

著者 :
  • 中央公論新社
3.94
  • (3)
  • (11)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 78
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121014771

作品紹介・あらすじ

東京の町並は、関東大震災や大空襲を経て高度成長期に至り、かつての面影を殆ど留めないまでに変貌してしまった。今は失われた東京には、都電が縦横に走り、堀や川、それに架かる橋をめぐって人々が往来した。未舗装の道路、狭い路地、煙突、広告塔。消えたものは枚挙にいとまがない。本書は、黄金時代の日本映画に記録されていた東京の風景を集め、昭和二、三十年代の細部を再現しようとした、懐かしの東京時間旅行の試みである。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 新刊で出たときに一度読了。
    内容で気になる点あり。要再読

  • 第3版のあとがきで、大瀧さんがこの道の第一人者として登場!読後は古い東京の映画をたくさん観たくなります。

  • 実に詳しい。興味深い写真もあり、保存版とすべき本。
    成瀬巳喜男監督の映画に関心を持つ。

  • [ 内容 ]
    東京の町並は、関東大震災や大空襲を経て高度成長期に至り、かつての面影を殆ど留めないまでに変貌してしまった。
    今は失われた東京には、都電が縦横に走り、堀や川、それに架かる橋をめぐって人々が往来した。
    未舗装の道路、狭い路地、煙突、広告塔。
    消えたものは枚挙にいとまがない。
    本書は、黄金時代の日本映画に記録されていた東京の風景を集め、昭和二、三十年代の細部を再現しようとした、懐かしの東京時間旅行の試みである。

    [ 目次 ]
    1 東京の映画(「東京物語」;「流れる」;「洲崎パラダイス赤信号」;「『春情鳩の街』より渡り鳥いつ帰る」 ほか)
    2 映画の東京(有楽町;新橋界隈;上野;浅草 ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

川本 三郎(かわもと・さぶろう):1944年東京生まれ。「週刊朝日」「朝日ジャーナル」記者を経て、評論活動に入る。訳書にカポーティ『夜の樹』『叶えられた祈り』、著書に『映画の木漏れ日』『ひとり遊びぞ我はまされる』などがある。

「2024年 『ザ・ロード アメリカ放浪記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

川本三郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部みゆき
三浦 しをん
吾妻 ひでお
三島由紀夫
東野 圭吾
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×