老いはこうしてつくられる: こころとからだの加齢変化 (中公新書 1518)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121015181

感想・レビュー・書評

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    実験に基づいて書かれているのが新しい
    病院にしろ介護施設にしろ大変なのはわかるがあまりにも老人の扱いがひどい
    データに基づいてまともに扱われる日がきますように

  • 「「私がしたい」と感ずることを、当人に意識させることなく、周囲が操作して導いてやることで幸福を追求しようという発想は、なにも今にはじまったことではありません。」

    この人はホントにいっぱいの実験をやっているなぁ、というのが第一感想。高齢者に対してあれもこれもとたくさん実験があり、その概要を分かりやすく説明しています。
    高齢者への既成概念はまず消せるかな。
    ただ、数値というのは非常に分かりやすいけれど、その裏にある一人一人の“老い”というの簡単に分かるわけもなく、数値だけを見て普遍化するのは違うと思うのでした。
    とにかく、ちょっと気をつけなければ、と思うことが多々あったというわけです。分かってはいるけれど、なかなか難しいんだよねぇ。

著者プロフィール

1954年大阪生まれ。専門は、ヒトを含めた霊長類のコミュニケーションの研究。
1983年 大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了
現 在 京都大学霊長類研究所教授

[主著]
ケータイを持ったサル 中央公論新社 2003年
音楽を愛でるサル 中央公論新社 2014年
自閉症の世界(共訳) 講談社 2017年

「2019年 『ニューロダイバーシティと発達障害』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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