老いはこうしてつくられる: こころとからだの加齢変化 (中公新書 1518)
- 中央公論新社 (2000年2月1日発売)
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感想 : 11件
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- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121015181
感想・レビュー・書評
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楽しいという感覚が年代によってなくなるという事はなく、その表現が違ってくるという事。
期限切れでギブアップ本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
体の変化のスピードに頭がついていけなくて、思ったよりも足が上がらないからつまづくし、思ってるよりほほが動いてないから無表情に見える。
読んだときはわからなかったことが最近ちょっとわかってきちゃったよ…… -
正高信男の老いはこうしてつくられる こころとからだの加齢変化を読みました。加齢により身体の機能が鈍くなってくることにより、老いが形成されていく過程が分析されています。身体の機能が鈍くなることだけが老いの原因ではなく、老人に対する周囲の対応のしかたが老いを早めている可能性が説明されています。昔の老人がどのように扱われていたか、そして世の中の常識が変わってしまった後に老人はどのようにすごしていくべきかが議論されています。もうすぐ自分のこととして実感することになるんですねえ。