南極発・地球環境レポート―異変観測の最前線から (中公新書)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121015198

作品紹介・あらすじ

二十一世紀の最重要課題として地球環境問題がクローズアップされている。南極大陸は、地球温暖化による氷の減少、生態系の変化、オゾン層の破壊など、深刻な異変が他に先駆けて現われる場として、にわかに注目を集める存在となった。昭和基地開設から四十年を超えるわが国の南極観測によって、地球の未来像はどのように予測されるのか。科学記者として日本南極観測隊に同行した著者が、環境破壊の現状を報告し、地球の将来を展望する。

感想・レビュー・書評

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  • 2000年刊行。著者は毎日新聞京都支局編集委員。南極での生活という意味では「南極面白料理人」に、環境問題やその他の南極での研究活動については、ブルーバックスの南極本に軍配を挙げざるを得ない。が、その両者が合体し簡明に読めるという意味では有意義な書。勿論、①南緯78°付近に位置する南極ドームふじの建設秘話、②南極の氷床コアのデータからは、最寒期に巨大な火山活動がある(理由は、海退や地上の氷河形成により地殻に与える圧力に顕著な変化を来すため)、③日本の氷床コアのサンプルは世界最高水準など独自のトリビアもある。
    また、他にも、④ペンギン生息の難易と温暖化による海氷減少との関係、⑤大型廃棄物や生活廃棄物などのごみ処理問題に、ごみ処分に関する条約上の抜け穴なども未見のネタ。

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