タンパク質の生命科学 ポスト・ゲノム時代の主役 (中公新書 1618)
- 中央公論新社 (2001年12月20日発売)
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感想 : 4件
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Amazon.co.jp ・本 (220ページ) / ISBN・EAN: 9784121016188
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みんなの感想まとめ
生命の基本的な構成要素であるタンパク質に焦点を当てた本書は、アミノ酸からタンパク質の構造、さらにはその機能や進化に至るまで、幅広いテーマを扱っています。専門用語や化学式が豊富に登場するため、ある程度の...
感想・レビュー・書評
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中公新書の割にハードな本である。
生命の在り方はDNAに全てかかれているように思われる事もあるが、DNAは生命体を構成するタンパク質をつくるためアミノ酸の並びを記述しているに過ぎない。アミノ酸の配列はタンパク質の一次構造を規定しているに過ぎず、実際のタンパク質の働きにはその立体構造が大切になる。
本書は、このタンパク質の構造の話から始まり、生物を形作るタンパク質、酵素として働くタンパク質の話、遺伝子情報からタンパク質がどのようにつくられるか、進化の話、遺伝病その治療といった事がかかれている。
化学式がバンバン出てくるし、専門用語的な言葉が容赦なく出てくるのである程度の知識が無いと辛いのでは無いかと思う。
色んな項目が割り切った形で記述されているので、タンパク質の知識の整理には良いかも知れない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アミノ酸とタンパク質の造りなどの基礎から丁寧に説明されており、構造式すら馴染みのない僕でも十分な理解が得られたと思う。前半を後半の理解の基礎にと割り切って読んで、再読するのが入門の読み方として吉かと。生物科学入門の良書。
残念なのは、具体的にどういった方法でその結論が得られたのかが書かれていないので、実際の構造が想像しにくいところ。それは本書の目的ではないので、他の本を参照することを前提とした方がよいかもしれない。
まだ完全に理解した訳ではないけど、研究に関わる分野についてはその構造と働きが分かったので、必要なときに折をみて再読しようと思う。
『タンパク質の生命科学』を読むに当たって、読む速度を上げるよう務めたらうまくいった。思考速度はそう簡単には上がらないけど、遅読の原因が読み返しの多さにあったらしく、修飾関係を意識して読んだら、全体的に読む速度も理解度も向上した。
