幕末の会津藩: 運命を決めた上洛 (中公新書 1619)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121016195

作品紹介・あらすじ

文久二年十二月、会津藩主松平容保は京都守護職として、風雲急を告げる京に入った。"薪を背負って火に飛び込むような"悲壮な決意のもと、容保と藩士は孝明天皇と都の警護に専心する。だが一橋慶喜らによる改革は実を結ばず、大政奉還、鳥羽伏見の戦いへと転落の道を辿る。幕府と運命を共にせざるを得なかった会津藩の悲劇はここにはじまった。新発見の『幕末会津藩往復文書』が明かす会津藩士の苦渋の日々とは。

感想・レビュー・書評

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  • 幕末の京都における会津藩の、京都守護職拝命から鳥羽伏見の戦までの通史的著書。たまに、筆者の思い入れが強く出る箇所があります(笑)

  • [2012.07.27]

  • 久々に星氏の本を読んだ。
    会津藩に関する史料に丁寧に触れられていて、わかりやすかった。
    ただ、自身の研究に際しては、どうしても星氏の考えに同調してしまうため、自分なりの考えがわからなくなってしまうのも事実。

  • タイトル通り、幕末の会津藩について書かれた本。松平容保の上洛から、大坂まで。読んでいるともどかしくなったり悲しくなったりする。
    2010/11/30

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著者プロフィール

星 亮一(ほしりょういち)1935(昭和10)年仙台市生まれ。高校時代を岩手県で過ごす。一関一高、東北大学文学部国史学科卒。福島民報記者を経て福島中央テレビに入りプロデューサーとして歴史ドキュメンタリー番組を制作。著書に『会津藩燃ゆ【令和新版】』『天才渋沢栄一』『奥羽越列藩同盟』『武士道の英雄 河井継之助』『斗南藩』『呪われた戊辰戦争』など多数あり。また20年余に渡り戊辰戦争研究会を主宰している。

「2021年 『星座の人 山川健次郎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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