カエル―水辺の隣人 (中公新書)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 30
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121016454

作品紹介・あらすじ

「最近カエルの声を聞かないね」という声を耳にするようになって久しい。この、間のぬけて愛嬌のある身近な生きものについては、よく知っているようで知らないことが多い。そこでまずカエルの属する両生類の祖先から話を始め、日本に生息するカエルのすべてを紹介し、さらに世界中の変わったカエルを取り上げる。また、薄い皮膚を持つ、か弱いカエルが環境変化の犠牲となりつつある現状への警鐘を鳴らす。

感想・レビュー・書評

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  • カエルを長年実際に現地調査•観察研究を行ってきた著者によるカエルの本.カエルに関しての知識が満載である.珍しいカエルに関しては写真や図がもう少しあるとうれしかった.

    また,著者のカエルへの思いとともに,現在のカエル研究者の少なさの嘆きも書かれている.こういう理学分野で研究を続けるのは本当に大変だろう.

  • [ 内容 ]
    「最近カエルの声を聞かないね」という声を耳にするようになって久しい。
    この、間のぬけて愛嬌のある身近な生きものについては、よく知っているようで知らないことが多い。
    そこでまずカエルの属する両生類の祖先から話を始め、日本に生息するカエルのすべてを紹介し、さらに世界中の変わったカエルを取り上げる。
    また、薄い皮膚を持つ、か弱いカエルが環境変化の犠牲となりつつある現状への警鐘を鳴らす。

    [ 目次 ]
    1 カエルは両生類(両生類と他の脊椎動物の関係 両生類の特徴 ほか)
    2 日本のカエルたち(日本のカエル相 本土のカエル ほか)
    3 世界の変わったカエルたち(すみか かたち ほか)
    4 消えていくカエル(カエルの特性と環境指標としての有用性 世界各地でのカエル個体群の減少 ほか)

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    [ 参考となる書評 ]

  • 5/26/10
    いま読んでる
    初めて池袋ジュンク堂書店に行った時に買った一冊。2008年だったかに国際カエル年だったかの特集をやってました。

    5/27/10
    積読
    ちょっと読んでて全然面白くないのでとりあえず中断。両生類にはイモリ類とサンショウウオ類とカエル類がいて…とか新書で説明されてもなあ。

  • 分類学者・松井正文著のカエルの生態、系統、有用性について書かれた本。水陸の接点を代表する両生類「カエル」の面白みを分類学者の視点で紹介しています。日本のカエル全種、日本国外の珍しいカエルの生態が書かれています。また環境変化により個体数が減っていることにも触れており、人為的な被害についても警告しています。

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著者プロフィール

松井正文
1950年長野県生まれ。1972年信州大学繊維学部卒、1975年京都大学大学院理学研究科博士課程中途退学、1984年理学博士。1998年京都大学大学院人間・環境学研究科教授を経て、2015年4月より京都大学名誉教授。専門は両生類の分類学、系統学、生物地理学。日本爬虫両棲類学会会長や環境省各種委員を歴任する両生類研究の第一人者で、数多くの新種の記載を行う。著書に『カエル―水辺の隣人』(中公新書)、『両生類の進化』(東京大学出版会)、共著に『改訂版 日本カエル図鑑』『日本産カエル大鑑』(ともに文一総合出版)、分担執筆に『NEO 両生類・はちゅう類』(小学館)等多数。

「2021年 『野外観察のための日本産両生類図鑑 第3版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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