戦略的思考の技術 ゲーム理論を実践する (中公新書 1658)
- 中央公論新社 (2002年9月25日発売)
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感想 : 110件
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784121016584
感想・レビュー・書評
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戦略的思考に合わせて、身近な事例をたくさん掲載していて、とても面白く読むことができた。行政施策を戦略的に推進するにあたっても、大いに参考になるかと思う。
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サブタイトルには「ゲーム理論を実践する」とあるが、他のゲーム理論の入門書とは大きく内容が異なる。
これは、あとがきに「あくまで戦略的な考え方を言葉で記述することが目的であって、ゲーム理論を体系的に網羅することは目的ではない」と書かれている通りである。
実際に純粋に「ゲーム理論」と呼べる内容は3章までで、以降はインセンティブやスイッチングコストなどの利益や費用といった動機づけと、それを妨げる逆選択・モラルハザードなどの情報の非対称性、そしてそれを解消するためのシグナリングなど、内容的にはミクロ経済学における経済行動の基本的な考え方が網羅されている。
ジョークも多く交えられ、楽しめながら読める本。
ビジネス書としてオススメ。 -
第4章インセンティブと第9章モラル・ハザードが中でも興味深かった。
本書では日常生活を題材にした説明が随所にあり、戦略的な思考が関わる場面を様々に示してくれる。その中でも一番印象強かったのがインセンティブの話。
インセンティブは、人を一般的に望ましい行動に導くもののほか望ましくない行動に導くものもある。
例えば、不法投棄の問題。発露しづらかったり罰則が厳しくなかったりして不法投棄のコストが低い場合は、それが廃棄物を不法に処分するインセンティブになる。もし合法的に処分するインセンティブに勝れば、不法投棄は消えない。…なるほど、と思った。
日頃、なんとなくフィーリングで行動していることが多いように感じていたけれど、意外とインセンティブのせめぎあいによって動いているかもしれない。
第1章の戦略的思考の話、第2章の先読みと均衡の話は、物事を仮想空間でいじくる感じで、「確かにそうかもしれないけど実際はそんなうまくいかないんじゃないの?」という思いで読んでいたが、第4章は納得できた。
モラル・ハザードは「聞いたことはあるがよくわかっていない言葉」だった。
行動が観測できない恐れがあるために、非効率な状態になってしまう。人に物を頼みたいけれど、本当にやってくれるかわからないから頼めない、というようなことはよく起こる。モラル・ハザードの定義は諸説あるようだが、これはその一つ。
行動の観測ができないことが問題なので、大きなインセンティブを与えればよいという話ではない。成果報酬型のシステムも同じようなことで、モラル・ハザードの問題を孕む。初めて知った。
こういうモラル・ハザードみたいに、なんとなく存在は知っているけれど全体像が見えていなかったものが説明されるのはすごく気持ちがいい。
この本はとにかく例が多い。戦略的な考え方について読者がとっつきやすいように説明されている(唐突に男女交際の話が出てきたり、会社員の話が出てきたり、ん?というところもあったけれど)。
僕がこの本を買った時には、「もっと早く知りたかった」と書いた帯がついていた。
ほんとに、もっと早く知りたかったなあ。 -
"この本はタイの古本屋で100円で買ったものです。
2002年9月に発売されたものですが、内容的には
全く古さも感じないものです。皆さんにもお勧めの1冊です。
様々な交渉時、勝負。駆け引きを戦略的にどのように行っていくのか?
非常に理論整然と科学的に分かりやすく説明をしてくれています。
非常に説得力のある手法です。
インターネットビジネスにも実は非常に活用できる点が多い視点だと思いますね。。
後半ではネットオークションについても書かれています。内容的には2002年ですのでちょっと古いのですが。" -
そうすれば相手がどのような行動をとろうとも、あなたは平均的に勝ちもしないが、負けもしない。54
→ 勝つことよりもまずは負けないことが大事ってのは孫氏の兵法に通ずる気がした -
戦略ってなかなか難しい
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読書や研修、実務経験等で知識の手札を増やしたあと、その手札を使ってどう勝負するかの戦略思考をサポートしてくれる本です。
ゲーム理論をベースに展開されていますが、ゲーム理論を全く知らない方でも読めます。 -
前半はゲーム理論の教科書をイメージして…と言いつつ、解説書としては少し分かりずらい印象
囚人のジレンマたか敢えて使いたくない…と後書きにはありつつも、入門書を想定するならもう一歩書き加えてもらえた方がよかったかと。
後半は違った視点での話もあり面白かったけど若干の間伸び感は否めず -
蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか
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シグナリングやロック・インなど、初めて聴く用語もあり勉強になった。
しかし、やや冗長感があったのが残念。 -
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エージェントの有効性は、エージェントが、決定する裁量を持ち合わせていないからは、妙に納得。
>>世の中には賢い人と運の良い人がいる。
>>前者は、手段を誇り、後者は結果を誇る
再現可能性の問題!理論は、正しければ再現可能だか、運では、どうしようにもない、、、
そういう本書も「事象」をゲーム理論というフィルターを通して見たといった書きぶり。
「解釈」から「実践」に移すまでの距離は、本書では、埋まらない。
神話の解釈を聞いて、なるほどと思っただけで、他に活かせないのに似ている。 -
名著!
ビジネスマンのみならず今後の人生を生きていく上でも大切な考え方になると思う。
後半はもう内容切れの感があり、ただただ同じ内容を捉え方変えて書いているだけのような印象を受けたため☆1つマイナス。 -
400円購入2006-09-20
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【由来】
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【期待したもの】
・OC会テーマへのとりあえず知見づくり。サラッとでいいから
【要約】
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【ノート】
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"予測や決断をするときに、戦略的に思考するとはどういうことなのか?ゲーム理論の入門書。
とても面白く読める本。" -
面白いけど少し難しい
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読んでおいて損はない
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読みやすいが、ゲーム理論が何であるかはよくわからなかった。
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身の回りの、わりと分かりやすい例を用いてゲーム理論の概念が説明されている。とっかかりとしてはすごく良かった。物足りなさは結構ある。
180227 -
ゲーム理論の入門本
最善な意思決定をするためのフレームワークとして是非自分の考えに取り入れたい.
インセンティブの話は特に印象に残った
著者プロフィール
梶井厚志の作品
