- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121016621
作品紹介・あらすじ
企画書、評論、論文など論述文の目的は、伝えたいメッセージを確実に伝え、読み手を説得することだ。論述文の成功は、メッセージが「ためになり、面白い」かどうかで決まる。それをどう見つけるか。論点をどう提示するか。説得力を強めるために比喩や引用をどう用いるか。わかりやすい文章にするためのコツは。そして、読み手に興味を持ってもらうには。これまでの文章読本が扱ってこなかった問題への答がここにある。
感想・レビュー・書評
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文章の書き方についての、巻末の参考書リストがよい。ハズレを遠ざけ、アタリを近づける。
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読者を説得し自分の主張を広める文章を書くためのマニュアル。
先日仕事で作成した提案書の反省・振り返りとして、とても良いタイミングで読了。
繰り返し学びたい。 -
教養として、とっかかりとして付き合って行こうと思う。
ただ、ちょっと論調が怖い。おっさんの説教じみた感じが否めない。センスがあるかといえば−1☆。 -
わりといい本
前原政之さんがブログ(https://note.com/mmaehara316/n/n09f79a3cbb18)で文章読本としてすすめてゐて、松林薫『迷わず書ける記者式文章術』につづけて読んだ。
わりと実用文を書くうへで参考になる。特に5章以降の、文章についての記述は役に立つ。4章のキツネ文の指摘も重要。ポストモダンや現代思想は、まさにキツネ文のやうに権威主義的なところがある。
ただしすべてに同意するわけではない。4章の比喩のくだりはいただけない。比喩が仰々しくて、私は逆にぴんとこなかった。
ほかにも、どうやら野口は通俗的な偉人の言葉とか、小説とか映画が好きらしく、冒頭からさういった文学趣味の箴言・格言・寸言の引用が多い。三島への信頼も同じ理由からだらう。私は鼻につくだけの不要な言葉だと思ってゐる。
【追記】『ライティングの哲学』ではさんざん書けない書けないと悩みながら、アウトラインプロセッサについて議論してゐる。それを読んだあとでこの『「超」文章術』を読んだら、アウトラインプロセッサは書きにくいと書いてあって、思はず笑ってしまった。考へ方の相違がはっきりと表れてゐる。 -
第1章メッセージこそ重要
10読者に伝えたいメッセージを明確化せよ
12ある命題をメッセージと言えるかどうかは、一言で言えることだ
15書きたくてたまらない事は何らかの意味での発見である
31メッセージを見つけるには考え抜くしかない -
本学OPACはこちらから↓
https://nuhm-lib.opac.jp/opac/Holding_list?rgtn=015909 -
著者は、『「超」〇〇法』のネーミングで、シリーズとなる本を書かれているが、この文章表現について書かれたものについては、残念ながらいくつかの文章表現本と比べても目新しい内容のものはなく、ごくオーソドックスな文章表現法についてのマニュアル本という印象である。
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文章作成の参考書。
著者プロフィール
野口悠紀雄の作品





