馬琴一家の江戸暮らし (中公新書)

著者 :
  • 中央公論新社
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121016997

作品紹介・あらすじ

いわずとしれた伝奇小説『南総里見八犬伝』の作者滝沢馬琴は、実に具体的かつ詳細な日記を残している。長男の嫁の路も、馬琴のあとをついで同様の日記を書き続けた。下級とはいえ武士であることを意識し続けた馬琴も、隠居後の生活は町人のそれにほぼ近い。家族の結婚、お産、離縁、死別から台所事情、近所づきあい、祝儀のやりとりまで、十九世紀中頃を生きた江戸市井人たちの四季折々を垣間見る。

感想・レビュー・書評

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  • この本の見るべき価値が分からない。何の考察もするでもなくつまらない文章でその日何があったかをつづるだけ、それなら馬琴の日記を読んだ方が得るものは大きかろう。とにかく文章の味気なさが致命的だ、「~した」「~であった」で接続詞もほとんどない。

  • 2003年刊。著者は聖心女子大学名誉教授。◆「南総里見八犬伝」の著者滝沢馬琴。彼は、戯作のみならず、膨大な日記・書簡を残した。一方、馬琴の長男の嫁も馬琴同様に多くの日記を残していた。これら日記は、江戸で生活していた下級武士、換言すれば、事実上、町人に近い存在の市井での生活を明らかにすることが可能な書である。本書は、これら日記などから垣間見える下級武士層の日常生活を広範に叙述する。◆婚姻・出産・離縁、死別、住居や風呂、ペットの世話から家事、近所づきあい、四季の歳時等まで描き出す。原文引用が多いのが特徴。

  • 『南総里見八犬伝』の著者くらいにしか知らなかった。
    馬琴の日記から垣間見る江戸の暮らし。

    中でも近隣との付合いは大変だったんだなぁと。

    家の前にゴミが捨てられていたので人を呼んで穴を掘って埋めさせた。みたいな話は現在では道路を勝手に掘って捨てるってことだから考えられないな。

    馬琴の体験した近隣トラブルの大変さとしつこさと多さに驚かされた。

    私には少々読みにくかったので興味を引いた箇所だけパラパラと読んだ。それでも新鮮な発見があった。

  • 江戸時代の生活を知るために読んだ。滝沢馬琴一家の記録を著したもの。題材としてはとても面白いが、現代語に訳して生活スタイルごとに羅列しただけなので読むのが大変だった。編集の仕方によってはもっと魅力的になったと思われる。

  • [ 内容 ]
    いわずとしれた伝奇小説『南総里見八犬伝』の作者滝沢馬琴は、実に具体的かつ詳細な日記を残している。
    長男の嫁の路も、馬琴のあとをついで同様の日記を書き続けた。
    下級とはいえ武士であることを意識し続けた馬琴も、隠居後の生活は町人のそれにほぼ近い。
    家族の結婚、お産、離縁、死別から台所事情、近所づきあい、祝儀のやりとりまで、十九世紀中頃を生きた江戸市井人たちの四季折々を垣間見る。

    [ 目次 ]
    滝沢馬琴家の家族
    家族の結婚、お産、離縁
    家族の死別
    住居、ペット、風呂
    馬琴の財布、路の財布、男の家事
    近所づきあい、助けあい
    四季の歳事、食べもの

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