ユーモアのレッスン (中公新書)

著者 :
  • 中央公論新社
3.23
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本棚登録 : 285
レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121017024

作品紹介・あらすじ

しゃれて気の利いたユーモアは、その場かぎりのものでなく、聞く者の記憶に長くとどまる。気まずい場の雰囲気をたちまち明るくし、ときに、厳しい追及をさらりと受け流すのにも役立つ。だが、ユーモアを発揮する側はもとより、それを感じとる側にも、洗練されたことばの感覚が必要である。本書は、思わず頬がゆるんでしまうエピソードをまじえながら、その効用に光を当てる。

感想・レビュー・書評

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  • ユーモアのある人になりたくてこんな本を真面目に読んでいるあたり自分はまだまだ野暮天

  • センスの醸成には圧倒的な教養不足を痛感させられる。M必読書。

  • 例示と、それがなぜ面白いか、の解説。
    これを自分で実践するのはかなりのハードルの高さである。
    「レッスン」のタイトルに惹かれて読んだので、その期待には応えてもらえなかった内容だった。

  • ジョークや落語で笑うことは簡単だが、サテそれがなぜ、どのようにして面白く感じるのか。それを説明するとなると、非常にむつかしいのであるな。

  • 多くの著書で有名な外山滋比古先生の一冊。
    国内・国外を問わず多くのユーモアあふれた名言をその背景と共に紹介されています。
    ユーモアには知性が求められるというわけで、なかなかセンスの良いユーモアをタイミングよく繰り出すまでの道のりは険しいように感じました。
    これからも、当分下ネタあたりでお茶を濁すことになりそうな私です。
    付箋は11枚付きました。

  • ユーモアの定義が難しいということは分かったが、ただそれだけのように感じた。あまり得るところなし。

  • ユーモアは言葉の教養。
    ユーモアを理解するには教養が必要。
    新しいアイディアを掴んだ人は誰でも変人になる。その考えが成功するまでは。
    ユーモアは国境を超えない。教養の境界は国境ほどにはっきりしないから、あまり注意されることもない・

  • 具体例が豊富。

  • 「ユーモア」とは、当事者と傍観者の違いから生まれる笑いであり、外国語の壁を越えて伝わることは難しく、論理を超越する、ことばの教養、らしい。

    46~47頁の島(英国・日本)と大陸(フランス・ドイツ等)の違いの考察は面白かった。海に隔てられている島では言葉が”成熟”して、「あいまいさ」や「ユーモア」が発達したと。それは例えば、細かい部分が崩れる・風化するという形で英語の文法にも表れているという。一方で、大陸の言葉(ドイ ツ語やフランス語)は文法の面で細かい規則が守られていて、「論理の整合性を重視」するという。

    「ツーカーの仲」、果ては「以心伝心」なんていう言葉もある日本語は、フランス語や英語に比べると「あいまいさ」が目立つように思えて、少し前まで「日本語はあいまいな言語だ!論理的じゃない」などと考えていた自分にとって、この視点は新鮮だった。


    以下は引用・メモ。
    ***
    「ユーモアを解するには、頭をはたらかせる必要がある。ことばの感覚が洗練されていないと、ユーモアをつくり出すのはもちろん、うけこたえもできない。笑うこともできないのである。こどもに通じないのはそのためである。笑いというものは高級なものである。」94頁

    「もの真似で始まったスピーチ文化である。だいいち、三分を超えるのは異常だということすらご存知ない。すくなくとも一度はみんなの笑いをさそうような目玉がなくてはいけないことなども夢にも思わない。」スピーチとスカート 119頁

    渡部陽一さんを思い出した。ことばの意味や内容ではなく「話し方」によるユーモア。「間どり」137頁

  • レッスンというよりも,ユーモアの具体例を紹介してくれている。そもそも,ユーモアは洗練された言葉の上に成り立つものだから,一朝一夕で習得できるものではありません。

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著者プロフィール

お茶の水女子大学名誉教授

「2019年 『やわらかく、考える。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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