ユーモアのレッスン (中公新書)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 284
レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121017024

感想・レビュー・書評

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  • 教養がなければ笑いは生まれない。納得!

  • ユーモアとは何か。この本を読んでもユーモアのセンスが身につくわけではありません。あしからず。

  • はじめにユーモアの語源について、あとはおもしろいユーモアの紹介集といったところ。はじめてきく話ばかりでおもしろかった。

  • あまりユーモアの得意でない自分が、本書を読むと劇的にユーモアの達人になれるのではないかと期待して購入。ノウハウ満載、とワクワクして読み始めたものの、その期待は見事に裏切られた。
    が、そいういう目的で書かれたものではない事が読み進むにつれて判明。レッスン、というよりは本書から自分で発見しろ、ということか。
    なぜイギリス人がユーモアが、しもブラックジョークがうまいのかが、よくわかった。それはヨーロッパでも島国だったから。閉鎖的な環境では言葉が洗練され、暗黙知が伝わりやすい。ユーモアやジョークは共通の理解がないと伝わらない。たとえば例が出ているが、ある女性の生き方の講演会で後援者が「老婆は一日にしてならず」と言ったとたんに爆笑の渦に包まれたと。これは「ローマは一日にしてならず」という言葉を知っていないと笑えない。
    島国は狭い空間で共通認識が深まるのでひねったジョークが伝わりやすい。海外に行ってディナーでみんなが笑っているのに自分が笑えない事はよくある。英語がわからないのが本当かもしれないけど、時事的な常識が共有されていないからだと思う。
    背景的には日本も島国でジョークが洗練されているはずだ。その最たるものが川柳だろう。
    様々なユーモアやジョークが満載ではあるが、結局ユーモアのセンスは私には身に付かなかったみたい。でも考えるヒントにはなった。

  •  この本を読めば、、、というハウツー本ではありませんが、ユーモアとは何、話すときのポイントは、などなど結構参考になります。もちろん読んでいて面白いです。ぜひ一度お読みください。
     たとえば、本に書いてあるジョークではないですが「きしゃがきしゃからきしゃにのってきしゃする」??? ・・・僕たちの使う日本語でも、普段は絶対使わない言葉を使ったダジャレ、、、そして前後関係がない、、、わかりますよね。みんな凍ります。
     あ、まあ、言ってる人にとっては立派なユーモアですので!

  •  いきなり、ユーモアの定義、ユーモアとはなんぞやといった問答が始まるので面食らった。確かに分かっているようで、よく分からない。p.8あたりにウイットとペイソスという言葉もあって、ユーモアとどう違うのか、逆に同じなのかはっきりしない。

     ただ、ユーモアは発する側と受けとる側双方の心理作用であること、時代や国境を越えることが難しいことなどが何となく分かった。

     p.48で問答が終わると、今度はいろいろなユーモアの例が紹介されている。これが実に面白い。例えば、私は天国に行けるのか、地獄に行くのかという質問に対して牧師が、「どちらもいいところですよ。天国は気候がいいですし、地獄はお仲間がたくさんおりますから…。」と、こんな感じである。

     途中で徒然草や日本の伝統的な文学の話もあって、この辺り私にはかなり難しいが、ずいぶん時代が違うので致し方ない。全体的には肩の凝らない話ばかりであっという間に読み終えてしまった。

     感想。私自身、まずユーモアが理解できる人間でありたいこと。そして、できれば自分からもユーモアを発信できる人間でありたいこと。考えてみれば、ユーモアを問答で定義していこうなどというのはいかにもユーモラスで、そう考えると、この『ユーモアのレッスン』というタイトルも、ユーモアたっぷりに思えてくるから不思議だ。

  • 俳諧や連句、川柳もふくめたら、日本は意外とユーモアがある国なのかもしれない

  • 外山氏は私と出身高校が同じということで昔から読んできた方の一人です。
    興味本位で手に取った本ですが、私の今の生活に、いかにユーモアが欠けているかを痛感させられました。
    ユーモアはある程度の心の余裕が無ければ解することはできません。
    ユーモアを感じ、自分で他人を幸せにすることが出来るようなユーモアを言えるようになりたいものです。

  • [ 内容 ]
    しゃれて気の利いたユーモアは、その場かぎりのものでなく、聞く者の記憶に長くとどまる。
    気まずい場の雰囲気をたちまち明るくし、ときに、厳しい追及をさらりと受け流すのにも役立つ。
    だが、ユーモアを発揮する側はもとより、それを感じとる側にも、洗練されたことばの感覚が必要である。
    本書は、思わず頬がゆるんでしまうエピソードをまじえながら、その効用に光を当てる。

    [ 目次 ]
    1 ユーモア問答(ユーモア;語源;ユーモアとは;難しさ;視点転換 ほか)
    2 ユーモアさまざま(さよう、長期的に見れば;人を食っている;アサリ軍水際撃滅作戦;ミシス・チムニー?;親があっても)

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  • 飛行機②

    前半のユーモアの語源をめぐる話は、別にユーモアの定義を知りたいわけではないからあまり興味がない。

    後半は、色々なユーモアを紹介しているわけだが、短歌の掛詞のような言葉遊び(駄洒落といっても良い)をユーモアに含めたところは評価したい点。

    結局高尚なユーモアと低俗な駄洒落という分け方ではなく、言葉の意味に注目した笑いと言葉の音に着目した笑いの2種類があるのだということに過ぎない。

    中には音に着目しつつ、意味の笑いも含んでいる洒落も存在し、これは間違いなくユーモアであると考える。

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著者プロフィール

お茶の水女子大学名誉教授

「2019年 『やわらかく、考える。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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