ユーモアのレッスン (中公新書)

著者 :
  • 中央公論新社
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レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121017024

感想・レビュー・書評

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  • ジョークや落語で笑うことは簡単だが、サテそれがなぜ、どのようにして面白く感じるのか。それを説明するとなると、非常にむつかしいのであるな。

  • 具体例が豊富。

  •  いきなり、ユーモアの定義、ユーモアとはなんぞやといった問答が始まるので面食らった。確かに分かっているようで、よく分からない。p.8あたりにウイットとペイソスという言葉もあって、ユーモアとどう違うのか、逆に同じなのかはっきりしない。

     ただ、ユーモアは発する側と受けとる側双方の心理作用であること、時代や国境を越えることが難しいことなどが何となく分かった。

     p.48で問答が終わると、今度はいろいろなユーモアの例が紹介されている。これが実に面白い。例えば、私は天国に行けるのか、地獄に行くのかという質問に対して牧師が、「どちらもいいところですよ。天国は気候がいいですし、地獄はお仲間がたくさんおりますから…。」と、こんな感じである。

     途中で徒然草や日本の伝統的な文学の話もあって、この辺り私にはかなり難しいが、ずいぶん時代が違うので致し方ない。全体的には肩の凝らない話ばかりであっという間に読み終えてしまった。

     感想。私自身、まずユーモアが理解できる人間でありたいこと。そして、できれば自分からもユーモアを発信できる人間でありたいこと。考えてみれば、ユーモアを問答で定義していこうなどというのはいかにもユーモラスで、そう考えると、この『ユーモアのレッスン』というタイトルも、ユーモアたっぷりに思えてくるから不思議だ。

  • 外山氏は私と出身高校が同じということで昔から読んできた方の一人です。
    興味本位で手に取った本ですが、私の今の生活に、いかにユーモアが欠けているかを痛感させられました。
    ユーモアはある程度の心の余裕が無ければ解することはできません。
    ユーモアを感じ、自分で他人を幸せにすることが出来るようなユーモアを言えるようになりたいものです。

著者プロフィール

お茶の水女子大学名誉教授

「2019年 『やわらかく、考える。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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