問題解決のための「社会技術」: 分野を超えた知の協働 (中公新書 1740)

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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121017406

感想・レビュー・書評

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  • 理念に大いに賛同。もっと早くによんでおけば良かった。

    「社会技術」の研究の特徴を、①問題解決型、②俯瞰的(分野横断型)と説いた著者堀井。そして「問題解決のための文理協働は、十分に実現可能」(p.59)とする。申し分ない。
    私自身、たとえばまちづくりにおける「当事者」論の必要性を、『当事者主権』的な考え方であるとか、環境社会学・環境倫理学的な考え方から、感じていたところ。

著者プロフィール

i.school エグゼクティブ・ディレクター/一般社団法人 日本社会イノベーションセンター代表理事、東京大学名誉教授。1980年東京大学工学部土木工学科卒業、ノースウェスタン大学大学院修士課程・博士課程修了、1996 年より東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻教授。専門は社会技術論、イノベーション教育論。2009年よりイノベーション教育プログラム、i.school をエグゼクティブ・ディレクターとして運営し、新しい製品、サービス、ビジネスモデル、社会システムなどのアイディアを生み出すことのできる人材を育成。社会技術の研究に基づき東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会(政府事故調)社会システム等検証チーム長を務める。2016 年に一般社団法人日本社会イノベーションセンターを設立。政府、企業とi.school の学生・修了生が協働して社会イノベーションを推進する活動を通じて、実践的な教育機会を提供することを目指している。

「2021年 『イノベーションを生むワークショップの教科書 i.school流アイディア創出法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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