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- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121017710
感想・レビュー・書評
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前巻に引き続き「新書で1500年通史」という大胆な内容。
適切な人選により、時代を追体験できるのは前巻と変わらない。
本巻ではカステル サンタンジェロを中心軸に、時代ごとに1人をピックアップしてstoria が語られる。
ただし、本巻では再統一までは語られず、混沌とした状況のまま最終章を終えるので、前巻と比べて読後に希望がない。
最も好きなローマ皇帝ハドリアヌスの孤軍奮闘で始まるため、余計にそう感じる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
古代ローマから17世紀まで前作と同様時代ごとに人物をピックアップして語られるイタリアの歴史物語です。
今回の舞台はローマの聖天使城(カステル・サンタンジェロ)です。超イタリア行きたい。
前作『物語 イタリアの歴史(1)』も良作でしたが、これも凄く良い本でした。
読みやすい文章と程よい情報量で歴史が苦手でも飽きずに最後まで読めます。
もちろん(1)から読むのがお勧めですが、これ一冊でも十分興味深くて面白いです。
(1)に比べて今回取り上げられている人たちはあまりメジャーではない人が多かったのも良かった。
カラヴァッジョについては実はこの本を読むまで知らなかったのですが、読後にテレビで取り上げられているの
を何度か見て思わずにやりとしました。
オススメ!!