マグダラのマリア―エロスとアガペーの聖女 (中公新書)

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  • 中央公論新社
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レビュー : 42
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121017819

感想・レビュー・書評

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  • 【自分のための読書メモ】
     マグダラのマリア。聖書にはいっぱいマリアさんが登場し、こんがらがっちゃうんだけれども、お母さんの方ではなくて、娼婦でキリストの復活に立ち会った方のマリアさんについて扱っている。
     「聖女であり娼婦」というちょっとドキッとしちゃうのがこの人が負っているイメージ。本書では、そのアイデンティティがどのように形作られてきたのか、そしてそのアイデンティティがどのように利用されてきたかが、時代を追って丁寧に書いてあります。
     著者、岡田温司の名前で手にとって見たところ、彼の新書の初作品とのこと。正確さを優先させたためか、すこし論立て、記述に硬さがあるような感じがし、もう少しアッと読者を驚かせてくれるプレゼントがあったらなと思い、☆ふたつ。

  • 自分が想像していたよりマジメな感じでした。
    歴史とともに変遷する彼女のイメージを絵や聖書解釈を
    通して説明していく。

著者プロフィール

1954年広島県生まれ。1978年京都大学文学部卒業、1985年同大学大学院博士課程修了、岡山大学助教授を経て、現在京都大学大学院人間・環境学研究科教授。西洋美術史・思想史専攻。『モランディとその時代』で吉田秀和賞『フロイトのイタリア』で読売文学賞受賞。『処女懐胎』『マグダラのマリア』『キリストの身体』『アダムとイブ』『グランドツアー』『デスマスク』ほか著作多数。

「2018年 『映画と芸術と生と』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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