東京美術骨董繁盛記 (中公新書)

著者 :
  • 中央公論新社
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121017949

作品紹介・あらすじ

世の中には古美術商、骨董商、道具屋という商売がある。覗いてみるのが少し怖いこれらの店のなかには、いったい何がひそんでいるのだろうか-。東京の名だたる美術骨董商をめぐること一八軒。店の来歴、往年の名蒐集家の逸事を聞き、数ある名品を実際に手に取りながら、読者とともに、時に人と金とが陰と日なたを行き来し、時に今は見る影もなくなってしまった「教養」が支配する、一種独特の美の世界へと旅をする。

感想・レビュー・書評

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  • なんだか素敵な人々が沢山描かれていて素敵だ。こうなると骨董屋さんに通ってみたくなる。
    私はその道に深い訳ではないが、かつて京都ホテルが建替えられる時にオークションに出された食器のセットが欲しかった。中には昭和初期、またはそれ以前から使われていたものもあったはず。残念ながら肝心の時期に長期間海外にいたので行方は知らない。
    その後、滋賀県長浜市で偶然ワイングラス1客を骨董屋のショーウィンドーで見つけた。この時ばかりは入りづらいなんて思う間もなく店に入ってさっさと買った。店の人に由来を聞くまでもなく素性を知っていたからだ。
    そんなことをふと思い出しながら、一口に美術骨董と言ってもいろんな種類があるものだと感心。
    著者の文体と趣味がうまく活かされたいい文章だと思う。

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