洋行の時代: 岩倉使節団から横光利一まで (中公新書 1968)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121019684

作品紹介・あらすじ

徳川幕府の方針が鎖国から開国に変わり、修好通商条約の批准書交換の使節団が太平洋を渡って以来、命がけの洋行が行なわれるようになる。初めは、国づくりの重点課題を学ぶための公費による渡洋ばかりだったが、徐々に目的が多様化し、私費による遊学、あるいは旅行や放浪も増えていった。本書は、約一〇〇年の間に、日本から外国への学びの旅が、どのように変化していったのかを、文化人の事例を中心に辿るものである。

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著者プロフィール

東京大学教養学部フランス科卒、同大学院比較文学比較文化修士課程を経て、フランス高等師範学校、パリ第三大学に学ぶ。東京女子大学名誉教授。1989年『岡倉天心 驚異的な光に満ちた空虚』で第1回和辻哲郎文化賞受賞。主な著書に『川端康成-美しい日本の私』、
編著に『九鬼周造『「いき」の構造』訳書に岡倉天心『新訳 茶の本』

「2021年 『岡倉天心と思想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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