仁王: 知られざる仏像の魅力 (中公新書 1995)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121019950

作品紹介・あらすじ

お寺の入口に立って拳をふりあげ、カッと睨みつける仁王。股をくぐれば子どもの病気が治り、紙つぶてにツバをつけて投げれば願いが叶うという。恐れられ、親しまれてきた仏像だが、風雨にさらされ朽ちやすいため、調査研究も進んでいない。本書は、こうした仁王像について、北海道から沖縄まで約百三十箇所を踏査した、日本ではじめての仁王ガイドである。あるいは恐ろしく、あるいはユーモラスな仁王像を写真と文で紹介。

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  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99145559

  • <目次>
    はじめに
    第1章  仁王像とは何か
    第2章  北海道・東北地方
    第3章  関東地方
    第4章  中部地方
    第5章  近畿地方
    第6章  中国・四国地方
    第7章  九州・沖縄地方
    おわりに

    <内容>   
    逗子市図書館。寡聞にしてこの本の存在を知らなかったが、仁王像にしぼった廉価本は初めてではないか?有名なものは「東大寺南大門」しかないジャンルだが、寺の入り口を飾る(守る)仁王は、実はよく目にする身近な存在であることは確かだ。全国のそうした優像(こんな言葉ないか)を紹介している。著者の仏像愛がに滲み出ている本。仁王はなぜ1対なのかはよくわかっていないらしい。

  • そうか、社寺仏閣や仏像好きが高じると

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著者プロフィール

一坂太郎

萩市立博物館高杉晋作資料室室長。1966年兵庫県芦屋市生。大正大学文学部史学科卒業。歴史研究家。著書『幕末歴史散歩 東京篇』『同 京阪神篇』(以上中公新書)、『高杉晋作』(文春新書)、『坂本龍馬を歩く』『高杉晋作を歩く』(以上山と渓谷社)、『司馬遼太郎が描かなかった幕末』(集英社新書)、『わが夫坂本龍馬』(朝日新書)ほか多数。

「2020年 『暗殺の幕末維新史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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