- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121020123
作品紹介・あらすじ
インカ帝国が未来にのこした世界遺産マチュピチュ。太陽、虹、霧、風に包まれた永遠の聖殿は、いまなお謎とともに眠る。人々は断崖上の都市でどのように暮らし、何に向かって祈っていたのだろうか。初代皇帝の誕生神話、18〜19世紀の古文書や最古の地図と秘められた歴史、1911年のビンガムの発見、そしてビルカバンバの山や谷、神秘の東方圏まで、マチュピチュを中心としたインカの全貌がここにある。
感想・レビュー・書評
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2021年1月期の展示本です。
最新の所在はOPACを確認してください。
TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00288716 -
先日インカとアステカの滅亡の下りの本を読んだので、地名や人名にああ、とうなずきながら、ここがあの悲劇の場所やあの悲劇の皇帝たち(の祖先とか)が暮らした場所なのね、と大変参考になった。
カラー写真の威力は大きい。
絶峰ともいえるほどいくつも天に突き出した剣のような急峻な峰は想像よりも厳しい自然を予想させた。
霧があるからあれほどの高地でも棚畑を作り、水を神殿内で豊富に使うことができ、岩肌がむき出しになることなく森も形成されたのであろう。
そしてよいことの兆しと感じさせる虹も峰から峰にかかった。
花は蘭やベゴニアをはじめ、原色の赤や黄色が多い。
トウモロコシはチチャという酒にもなり、昔は処女が口に含んだものを使って発酵させていたとか。
ワインのブドウ踏みも女の子達がやるイメージだけど、どこも同じなのね。
岩肌を削ったのか石を重ねて取り付けたのか、急で幅の狭い階段も写真じゃないと実感できない。男性が降りている写真もあったけど、いかに細長い急斜面の高さのある峰に築いた階段かが、男性の豆のような小ささで窺える。
よろめいたら死は避けられないだろう。
川に渡された縄の橋も、慣れないとこわくて航れないだろう。二年に一回対岸同士がかけ直しているというが、かけ直しも命がけだ。
そして儀礼にも用いるコカ。……あるんだね。
ミイラについても、とても髪の長い女性の写真が掲載されている。
インカのガイドブックのような一冊だった。 -
著者の実地検証と知識の深さには敬服するが、歴史学習的にも触れ方が薄い地域・時代のため「ついていけない」実感が残念。
しかしカラー写真の豊富さがマチュピチュの魅力と憧れを高めてくれる。 -
著者がマチュピチュに詳しいということはわかった。素人には何も伝わらない。3つの窓の話くらいは読んでおいてから旅行に行って良かったと思う。あとチチャ。
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●もう少し歴史的な教養を得たかったので、内容としては物足りなかった。
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話がいったりきたりで、すっげえ読みにくい。
書き手は素人。写真家が本業のようだ。 -
通常の配架場所: 1階文庫本コーナー
請求記号: 296.8//Ta47 -
マチュピチュの歴史について
カラー写真と文章で説明。
写真からミステリアスな雰囲気を感じた。 -
写真だけの本でした。
紀行なので何か新しい知識を得られることはないです。
久々に買って損したとおもいました。ごめんなさい。