ヒマラヤ世界 - 五千年の文明と壊れゆく自然 (中公新書)

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  • 中央公論新社
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感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121020260

作品紹介・あらすじ

標高八千m級の山々に囲まれて生きるシェルパ族。限られた自然の恵みを大切にし、質素だが朗らかに暮らす彼らと触れあうのは、トレッキングの醍醐味だ。しかし、近年、温暖化に伴う氷河湖の決壊や森林破壊が懸念されている。最源流のヒマラヤだけでなく、中流のヒンドゥスタン平野や河口にも、干魃による農地の疲弊や洪水による村の消失などさまざまな危機が訪れている。ヒマラヤ世界五千年の文明はどこへ行くのか、現地からの報告。

感想・レビュー・書評

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  • 2019.7.14 読了

    290ページ

  • 小水力発電から、「安全性の考え方」という本へ話しが飛んでいた。

    「この先も想定外がなくなることはないだろう。当事者は全力投球して想定内と思いつつ、想定外にぶつかっては痛い目に遭ってきた、かくして運良く生き残った者が享受する想定内の範囲が少しづつ広がってきたというのが人間の歴史だろう」

    ヒマラヤで歴史を認識するなんてすごい。想定外は思わぬところにあるという教訓として貴重。

    話が飛ぶのが嫌いな人には好まないかもしれない。

  • [ 内容 ]
    標高八千m級の山々に囲まれて生きるシェルパ族。
    限られた自然の恵みを大切にし、質素だが朗らかに暮らす彼らと触れあうのは、トレッキングの醍醐味だ。
    しかし、近年、温暖化に伴う氷河湖の決壊や森林破壊が懸念されている。
    最源流のヒマラヤだけでなく、中流のヒンドゥスタン平野や河口にも、干魃による農地の疲弊や洪水による村の消失などさまざまな危機が訪れている。
    ヒマラヤ世界五千年の文明はどこへ行くのか、現地からの報告。

    [ 目次 ]
    第1部 ニム・マガールとの旅(エベレストの麓;高ヒマラヤの内ふところ;崩壊するヒマラヤ)
    第2部 ラクパ・シェルパとの旅(共生とは;小水力発電所;人間、ささやかに生きられないか)
    第3部 ヒンドゥスタン平野(東西三〇〇〇キロの大回廊;緑の革命の反作用;洪水常襲平原;群島国家バングラデシュ)
    エピローグ アドベンチャーやると健康になるよ

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