- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121020727
作品紹介・あらすじ
花の好みに現れるように、日本人には西洋人とは違う感じ方がある。「おもかげ」「なごり」「なつかしさ」など、日本人にとってそのものに「詩」を感じる言葉がある。"世界"が"われ"のなかでどのように響き合うか。それこそが感性であるならば、その多くは文化的な環境のなかで育まれ、個々の文化に固有の感性が生まれるだろう。本書は日本的感性を和歌を素材として考察し、その特性である「ずらし」と「触覚性」を明らかにする。
感想・レビュー・書評
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どうしてこう小難しいのだろう。扱っているテーマ・手法は面白そうなのに、平易に書けないものなのか。
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新書文庫
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うーん。苦手系。せっかちで結局合理主義を求めている自分を認識した。
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言葉は、時代、空間、民族性を分有する装置であり、一方で他文化、他者との差異を示す間仕切りでもあります。
和歌の内に秘められた情感は豊穣で現代の言葉とはかなり異なりますが、それでも尚残存する香気は、日本的感性がDNAではなく、言葉に深淵に通底する地脈によって継承されてきたことの証左となるでしょう。 -
和歌を見ることで、日本人の感性を考える本。
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配置場所:摂枚新書
請求記号:701.1||S
資料ID:95120043 -
第1週 1/11(水)~1/18(火)
テーマ「日本・日本人・日本語」
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https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00171910 -
予定項をたてて、がむしゃらに書き進んだ感じ。
もうひとつの読後感。 -
久々に教科書的な本を読んだ。その為読むの辛かったが、部分的に読み直ししてみよう。嗅覚や味覚で記憶が呼び起こされることはあったかな?