風流 江戸の蕎麦―食う、描く、詠む (中公新書)

著者 :
  • 中央公論新社
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121020741

作品紹介・あらすじ

忠臣蔵の四十七士が討ち入り前に集合したのはうどん屋だったのか、蕎麦屋だったのか?日本における蕎麦の歴史は古く、縄文時代にさかのぼるが、現在の私たちが知る蕎麦(蕎麦切り)が広く食されるようになったのは江戸時代初期。うどんに替わって江戸の町に定着したのは十八世紀中頃、明和・安永以後である。蕎麦が江戸の人々にとって欠かすことのできない食べ物になっていく様子を、川柳、歌舞伎、落語などから愉しくさぐる。

感想・レビュー・書評

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  • 12月 
    請求記号: C-2074 図書ID:20002231

  • 新書文庫

  • 討ち入り前に赤穂浪士が集結したのは蕎麦屋だったか?うどん屋だったか?
    俳句、漢詩、歌舞伎、落語、浮世絵など江戸時代の文化と蕎麦についての一冊。

    当日は一度茹でた蕎麦を蒸して温め直してだす蒸し蕎麦というのがあって、
    それが今の もり・ざる蕎麦で蒸籠が使われる元になっているらしい!

  • この本は、江戸期の詩歌を専門にする著者の描いた文化史の中の蕎麦の姿だ。「奥の細道」や黄表紙、はては落語にまで登場する蕎麦は、日本の誇る食文化の代表選手かもしれない。江戸時代に隆盛を誇ったから、今でも蕎麦と言えば江戸(東京)の食べ物として定着している。大江山で負けたうどん童子は、関西に拠点を定めたのだろうか・・・江戸の蕎麦と関西のうどん、地域柄の食文化も歴史を辿ってみると面白い。

  • 蕎麦好きには、勉強になる一冊。
    蕎麦に関して、色んな角度から語っています。
    そもそも蕎麦はそばがきといって丸いお団子で、あの細長い今の蕎麦切になったのは、それこそ江戸時代。
    赤穂浪士と蕎麦、芭蕉と蕎麦、笑い話と蕎麦。
    特に面白かったのは黄表紙で、うどん童子を成敗する蕎麦の話だった。

  • 20110519 蕎麦は日本の文化。だね。食べに行っと。

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