心理学とは何なのか - 人間を理解するために (中公新書)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 115
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121021250

作品紹介・あらすじ

「髪をいじるのは会話が退屈だから?」…人の性格や本音を明らかにするのが心理学だとも言われるが、それは違う。心理学は、私たちがどのように世界を認識し意味を読み取り行動しているか、つまり「こころ」の働きの仕組みを追究する学問である。フロイトの夢解釈、アヴェロンの野生児、ケーラーの実験など、代表的な事例を丹念に解説し、心理学がどのような人間像を作り上げようとしてきたのか、その理論と体系を概説する。

感想・レビュー・書評

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  • 心理学とは、私たちがどのように世界を認識し意味を読み取り行動しているか、つまり「こころ」の働きの仕組みを追究する学問である -- 。フロイトの夢解釈、アヴェロンの野生児、ケーラーの実験など、代表的な事例を丹念に解説し、心理学がどのような人間像を作り上げようとしてきたのか、その理論と体系を概説する。

    序章 心理学のイメージ
    第1章 心理学は何をしようとしているのか
    第2章 「こころ」に関する発見と理論の構成
    第3章 環境とどのように関わるか
    第4章 意味の世界の構築
    第5章 人の社会性の基盤と集団・組織体・社会
    終章 心理学の広がり

  • 心理学の有名な実験をとりあげ、その背景にある心理学者の理論的立場を洗いなおすことで、心理学がどのような仕方で人間をとらえようとしているのかという問題に取り組んでいます。

    メタ心理学的な考察が展開されている本だといってよいのではないかと思いますが、哲学的な方法論に終始しているのでもなく、学説史的なかたちで心理学における人間観の変遷を追うといったスタイルをとるのでもなく、やや著者の方法論がわかりにくいように感じました。やや乱暴にまとめてみると、現代的な心理学の諸研究・諸実験を幅広く紹介しながら、必ずしもそうした研究・実験をおこなっている心理学者自身が意識していない理論的前提を問いなおすことに、著者の力点が置かれているといえるのではないでしょうか。

    必ずしも本書の中で明確な結論が導かれているとは思えなかったのですが、現代の心理学がそれぞれの個別的な問題領域にとらわれてしまっていることへの批判的な観点が示されているように感じました。その点では、ともすれば見失ってしまいがちな本質的な問いかけがなされていて、興味深く読みました。

  • 世界をどのように認識し、意味を読み取り行動しているか、"こころ"の働きの仕組みを追究する学問が心理学。具体的な"事実"を基礎として組み立てられてく人間の"こころ"の働きをさまざまな方法で観察し知識の体系化を試みている。具体例もかなり興味深いものばかり。私は小児科医チェイピンの話やハーロゥのアカゲザルの実験が印象的です。こころの働きの仕組みを理解しようとする事は大事なのです。

  • 基本心理学?の話。人とは何なのかを知ろうとする学問?今まで興味を持ってきた分野の基礎研究分野か?

    実験内容の説明が難しく、詳細が理解できなかった。物理化学の手法を取り入れているから?

  • 心理学の基本が書かれた本。論文調で書かれているので、理解するのが難しかった。

    個人的には、心理学が法や経済などの他分野とどのように関わっているのかという部分がおもしろかった。

  • もう少しじっくり読めばおもしろいかも

  • 心理学とは何かを探求したもの。「しぐさを見れば何を考えているかわかる」といったような俗っぽい心理学と、学問としての心理学はどう違うかを例を出しながら解説されている。(竹村俊介)

    ▼『ジセダイ』140文字レビューより
    http://ji-sedai.jp/special/140review/20110929.html

  • 僕には面白く感じられませんでした。

  • 口絵のトランプの写真、どこが間違ってるのかが分からない。
    分かる人がいたら、教えてください。

  • まとまりがない。終章で話をまとめてくれると思ったら拡散した印象。

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