iPS細胞 不可能を可能にした細胞 (中公新書)

著者 : 黒木登志夫
  • 中央公論新社 (2015年4月24日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121023148

作品紹介

2006年、山中伸弥は、たった4種類の遺伝子によって大人の細胞が、未分化の細胞に初期化することを発見した。それから8年余、iPS細胞は、脳や肝臓、そして、アルツハイマー病の細胞をシャーレの中に再現した。難病の治療薬開発、黄斑変性、パーキンソン病、骨髄損傷などの再生医療も現実となった。不遇時代、山中伸弥を力づけた『がん遺伝子の発見』(中公新書)の著者が、iPS細胞の生い立ちとその応用に迫る。

iPS細胞 不可能を可能にした細胞 (中公新書)の感想・レビュー・書評

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  • なにかと話題のiPS細胞をあらゆる角度から
    解説してくれる解説本です。
     
    次の小説執筆のために参考書として読んでいます。
     
     
    素人にもなんとか理解できる(かも)くらいの難易度。
     
    科学的解説をきちんとしてくれているので
    この手の本で専門書じゃ難しいけど、
    表面をなぞるだけではなくもう少し突っ込んだ
    内容の本を探していた、という人にはお勧めです。
     
     
    iPS細胞とES細胞の関係、
    iPS細胞で何ができるのか?
    iPS細胞をどう役立てようとしているのか?
     
    こういった内容を網羅してくれています。

  • iPS細胞について、その誕生の背景となった核移植、ES細胞、組織幹細胞の研究から、その応用的な研究まで、わかりやすく解説。
    ただ、ど文系の自分には、iPS細胞等の生物学的な解説部分は、正直十分には理解できなかった。一方、iPS細胞誕生をはじめとする研究史的な部分は、非常に面白く、サイエンスへの興味をかきたてられるものだった。。

  • 11月20日 IPS細胞の作成に成功した日

  • 今更ながら話題のiPS細胞について概要でも理解できればと本書を手に取った。全くの門外漢である私でもある程度理解できるように書かれており、面白いエピソードなども織り交ぜていて読みやすい。(とはいえ難しいところも多々ありましたが)

    研究不正等にも触れられており、小保方氏を擁護する方には是非読んでほしい。将来の再生医療への期待も高まる。本書を読むことにより、今後は幹細胞関係の報道を興味深く見ることができると思う。

  • 2012年生理学・医学賞は山中伸弥京都大学教授が受賞

    【配架場所】 図・3F文庫新書 中公新書 No.2314 
    【OPACへのリンク】
     https://opac.lib.tut.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=171055

  • 「人々は、受精に至る物語に大いなる興味をもっているが、本当のドラマは受精から始まるのだ。」こんな調子でiPSを巡る専門的な内容を素人が読んでもわかりやすい達意の文章で語る。歴史を押さえ、研究のエピソードを交え、読者を飽きさせない。
    新書は手軽な反面、物足りないことも多いが、これはお得であった。
    山中教授の序文が寄せられているのも、また素晴らしい。

  • すごく平易な文章で読みやすいのですが、いかんせん門外漢の当方の腹に落ちたのかどうかは疑問。これは当方自身の無能力故であり、この本の評価を落とすものではないので悪しからず。
    それにしても確実に神の領域を侵してるとは感じました、信心深くもなく、医療の進歩を望む立場の当方ではありますが。関わる人間の良心が鋭く問われており、小保方問題は単なる氷山の一角なのかも。

  • iPS細胞が見出された背景について非常に基本的なところから丁寧に解説してくれる上、臨床の場での適用例やその研究・実用段階の記述が極めて豊富。聞き慣れない病変名に有名人のエピソードを絡めたり、Wikipediaなどよりずっとシンプルでキャッチーな図表を用いるなど、専門的な分野への読者の親しみやすさを高める配慮を随所に感じる。

    幹細胞に様々な種類がある上互いに相補的な関係にあるものも多く、iPS細胞と他の細胞を切り離して扱うことに全く意味がないことが分かったことが本書を読んでの最大の収穫。iPS細胞を取り巻く「今まで」と「これから」が280頁足らずで一望できる手軽さも良。ただ研究者名や専門用語が頻出し、他所での言及箇所を探す手間が煩わしい。索引が無いのが惜しい。

  • いわゆるその分野の大御所が書いた初心者向けの本。突っ走っている人でないだけに抑制と目配りがあるので読みやすい。最後の1章が必要なのが本当にかわいそう。

  • 勉強になりました。

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