物語イギリスの歴史(上) - 古代ブリテン島からエリザベス1世まで (中公新書)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 443
感想 : 33
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121023186

作品紹介・あらすじ

5世紀以降、ケルト人を駆逐しアングロ・サクソン人が定住したブリテン島。11世紀、大陸のノルマン人が征服するが、常にフランス領土を求め戦争を繰り返した。その間、島内では諸侯が伸張。13世紀にはマグナ・カルタを王が認め、議会の原型が成立する。その後も百年戦争の敗北、教皇からの破門と、王の権威低下が続いた。上巻は、大陸に固執する王たちを中心に、16世紀半ばイングランドにエリザベス1世が君臨するまでを描く。

感想・レビュー・書評

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  • この「物語歴史シリーズ」、私が読んだのは藤沢道郎『イタリア』2冊、岩根圀和『スペイン』2冊、田沢耕『カタルーニャ』ときて、6冊目になります。
    余談ですが、このシリーズに一見似ている岩波の『イギリス史10講』と『フランス史10講』は、苦労して読みました。

    さてこのシリーズは、それぞれに個性があり、どれもとても面白かったです。
    君塚直隆さんはイギリスなので「王と議会」を中心に書いていきます。

    この上巻では、エリザベス一世が亡くなるまでのことが書かれています。
    その年、日本では、徳川家康が江戸幕府を創設しました。

  • 物語 フランス革命が面白かったのでその繋がりで。テンポ良く、教科書的だが面白い。世界史リタイヤしたのが、同じ名前が出まくることだと思い出した。

  • アリソン・アトリーの『時の旅人』をテキストとしてオンライン読書会を行っているが、エリザベス1世とメアリー・ステュアートの時代に紛れ込んだ少女という設定だけあって、当時についての知識があった方が、より確実に楽しめていたはずと強く思っていた。そこで新書でと思って岩波か中公で探したところ、中公で見つかったのがこの著作だった。「はじめに」で、エリザベス1世と信長とが同じ年代を生きていたと知って、関心を持てるようになった。こうした視点は、あってよいと思う。読みたい。

  • シェークスピア劇の時代(百年戦争〜薔薇戦争)のあたりの実相が、かなり複雑ながら何とかかんとか理解できた。
    少なくともこの時代まではイングランドはブリテン島内部やアイルランドよりも海峡対岸のフランスとの結びつきが強かったというのが意外だった。

  • イギリス王室にはまっている妻(こちらは今のだけど)の影響で、Voicyで聞いたコテンラジオさんのエリザベス1世の話が本当に面白く、こちらも購読。
    上下巻とはいえ、長いイギリスの歴史を概観しているので、そんなに詳しいところには立ち入らない(ので、コテンラジオさんの方が断然面白い)のだが、とにかくずっと、国内と大陸(大体はフランス)とゴチャゴチャやっている。
    あと、高校のとき世界史に挫折した原因だが、やっぱり同じ名前が多すぎる!!

  • 「王権と議会」をキーワードに、「イギリス」の歴史を紐解く。上は、アングロ・サクソン人がケルト人を駆逐してブリテン島に定住した5世紀から、16世紀半ばイングランドにエリザベス1世が君臨するまでを描く。【「TRC MARC」の商品解説】

    関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
    https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/webopac/BB40226314

  • 上巻と下巻とで密度が大きく異なり、読み方もシフトさせる必要があるが、著者自身も触れている通り、王制と議会との関係を中心とした英国史としてよくまとまっている。

  • ユーラシア大陸東西のそれぞれの端にある日本と英国。16世紀までの歴史の中で大陸からの様々な流入があった後者は国際色に富み、日本と異なるのは当然かなと思った。
    聖職者イコール宗教(キリスト業務)のみという印象があったけど、かの昔は唯一ラテン語を使えた存在で政治の中心的役割であったと知ると、欧州諸国における宗教のプレゼンスの大きさを納得できた。さらには英国では庶民の勢力が増し、議会政治が進んでいった。
    世界史で離婚ばかりしていた英国王がいたなぁーというのも思い出し懐かしい気持ちになったけど、それもテューダー朝の安泰のためとなると少し見方が変わった(それでもひどいけど)

  • 英国の通史で王権と議会の関係性が中心に描かれている。
    上巻はイングランドの成立からエリザベス1世の治世まで
    物語と作品名についている割に淡々と語られすぎかも。

  • イギリスの古代からエリザベス一世までの時代の変遷がよくわかった

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著者プロフィール

2022年4月現在
関東学院大学国際文化学部教授

「2022年 『ハンドブックヨーロッパ外交史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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