日本史の内幕 - 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで (中公新書)

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  • 中央公論新社
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レビュー : 109
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121024558

感想・レビュー・書評

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  • 常に新しい古文書を探している著者が新しい資料を発見して、新しい歴史の解釈を説明してくれたり、自分の説を確認したり、非常に読みやすく面白い本です。

  • なかなか面白い内容だと思いました。
    やはり歴史や古文書に対しても
    それ以外の学術・研究の調べる・研究するということは
    面白くわくわくすることだと思いました。

  • <目次>
    まえがき
    第1章  古文書発掘、遺跡も発掘
    第2章  家康の出世街道
    第3章  戦国女性の素顔
    第4章  この国を支える文化の話
    第5章  幕末維新の裏側
    第6章  ルーツをたどる
    第7章  災害から立ち上がる日本人

    <内容>
    現在は京都の国際文化センター教授の磯田さんの本。「読売新聞」連載の「古今をちこち」をベースに他の雑誌の記事を合わせたもの。新聞連載なので一篇一篇は短い。また、古文書読みのプロなので、古本屋から手に入れた古文書の話が多い。読んでいると「ほんとかな?」というぐらい面白いネタがゴロゴロある。いくつかを組み合わせれば、いっぱしの論文ができそうな感じである。それが惜しげもなく書かれているので、かえって疑ってしまうのだ。また、テレビに出ているせいか、顔が広い。本人の性格なのかどこでも話がトントンと進む。この歴史のはざまの面白さ。これが歴史だと思う。

  • 注目すべきは、貝原益軒の療養訓である。日々の食事や薬の飲み方、心構え等を解いた健康的な生活への指南書で大ベストセラーとなった。この本がなければ保健衛生意識の高い日本社会も、長寿国家日本もなかった。それほど日本の健康観与えた影響は大きく、元禄期に書かれた本が大きな遺産を残してくれたと言って良い 本を読んだり、著者になったりと言う国民リテラシーの増大が肥沃な土壌になるが、今は土壌自体が流出しかかっている。まずはいかにして土留めするか この点、方谷は西郷より人物が大きいのかもしれない。いや少なくとも謙虚であった。他人を小人よばわりしたらしい弟子の三島中洲には世に小人なし。一切、衆生、みな愛すべしと言って戒めている。世につまらぬ人間などいない、みんな愛そう、と言った

  • 20171110〜1125 著者の古文書探索を追体験しているみたいだった。

  • 古文書からの引用や、エッセイ的な話もあり。

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著者プロフィール

磯田道史(いそだ みちふみ)
1970年、岡山県生まれの研究者。茨城大学、静岡文化芸術大学などを経て、国際日本文化研究センター准教授。専攻は日本近世・近代史・日本社会経済史。
実家は備中鴨方藩重臣の家系で、古文書が豊富にあった。高校生のとき実家と岡山県立図書館の古文書を解読している。京都府立大学文学部史学科、慶應義塾大学文学部史学科を経て、慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。「近世大名家臣団の社会構造」で史学博士号取得。
2003年刊行の『武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新』が第2回新潮ドキュメント賞を受賞し、2010年森田芳光監督により『武士の家計簿』のタイトルで映画化し大ヒット。2015年には『天災から日本史を読みなおす』で第63回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。その他代表作に『日本史の内幕』などがあり、多くの新書がヒット作となっている。

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